瀬戸口長勢選手、D-Rocksに新加入
浦安D-Rocksは、長期療養児の支援を目的としたプロジェクト「TEAMMATES」において、6歳の瀬戸口長勢選手の入団を発表しました。彼は117cm、21kgの身体を持ち、ポジションはWTB(ウィング・トライ・バック)で、背番号は7です。この番号は、彼の名前に含まれている「な」にちなんで選ばれたものです。
長勢選手は、自身の目標を明確に述べています。「みんなにながせと呼んでほしいです。パスが上手になれるようにいっぱい練習したいです。楽しい選手になれるようにがんばります」と語っており、その前向きな姿勢からは多くの期待が寄せられています。
D-Rocksの姿勢
D-Rocksの代表取締役社長、下沖正博氏は、長勢選手の加入を大変喜ばしく思っており、彼の活動が自信と勇気に繋がることを願っています。D-Rocksは「社会に変化をもたらすクラブ」というビジョンを掲げており、長勢選手がこのチームで活動することで、同じような状況にいる子どもたちに夢や希望を与えることができると信じています。
TEAMMATES活動の背景
「TEAMMATES」事業は、認定NPO法人Being ALIVE Japanが企画・運営しており、長期療養を必要とする子どもたちをスポーツチームに結びつける取り組みです。この活動は、アメリカの非営利団体Team IMPACTを参考にしており、病気を抱える子どもたちがスポーツを通じて仲間と繋がる機会を提供します。今後、長勢選手は浦安D-Rocksの練習や試合にも参加し、ディビジョン1の競技を共に戦う仲間として活動していきます。
認定NPO法人Being ALIVE Japan
この団体は2015年4月に設立され、地域のアスリートやスポーツチームと連携して、長期治療を受ける若者とその家族を支援する活動に取り組んでいます。彼らは、入団事業や地域でのスポーツ活動の場の提供、またピアサポートに基づいたスポーツキャンプを行うなど、子どもたちの自立支援や心理的、社会的な安定を図っています。長勢選手の加入によって、さらに多くの長期療養児たちへ希望を届けることが期待されます。
結び
瀬戸口長勢選手の入団は、浦安D-Rocksにとっても大きな一歩です。この取り組みによって、長期療養を受けている子どもたちがスポーツを通じて新たな夢や可能性に出会うことができるでしょう。D-Rocksチーム一同、長勢選手と共に歩む未来に期待を寄せています。