154年の歴史を持つ瑞鷹酒蔵がIT企業と手を組んで挑戦する新プロジェクト

154年の伝統と革新の融合

154年の歴史を誇る熊本県の老舗酒蔵、瑞鷹株式会社が、5年目のIT企業、株式会社ケーエイチプラスと手を組み、革新的なクラウドファンディングプロジェクトをスタートさせました。このプロジェクトでは、日本酒の魅力をQRコードを通じて国内外に伝えようとしています。

QRコードで日本酒の魅力を発信

新たに開始されたクラウドファンディングの第2弾では、日本酒の瓶にQRコードが付けられており、消費者はこれを読み取ることで、彼らが選んだ言語で日本酒の歴史や製造工程、風味の特徴などを学べる動画が自動的に再生される仕組みになっています。これは、海外にお住まいの方々にも日本酒の魅力を効果的に伝え、新たなファンを獲得するための試みです。

日本酒業界への貢献と社会への恩返し

瑞鷹株式会社は、熊本地震の際に多くの支援を受けた背景から、今後は酒造りを通じて社会への感謝の意を表していくという意義を持っています。その一環として、得られた売り上げの一部は医療従事者への寄付に使われる予定です。新型コロナウイルスの影響を受けた人々への支援を行ない、地域社会へのお返しを強く意識した企業活動を続けています。

日本酒ファンにとっての魅力的な返礼品

クラウドファンディングの返礼品も非常に魅力的です。特に、製造予定の新商品「K」や、地元・熊本の海産物と相性の良いお酒を試飲できる機会が用意されています。これに加えて、熊本市内にある郷土料理店「青柳」とのコラボレーションによる食事会も開催される予定です。特別ゲストとして、瑞鷹株式会社の吉村副社長が出席され、日本酒製造の熱い思いやこだわりを語る場も設けられます。参加者には、日本酒に対する理解を深める貴重な機会となるでしょう。

瑞鷹株式会社とは

慶応三年から154年の歴史を持つ瑞鷹株式会社は、清らかな水源が豊富な阿蘇地域に位置し、選び抜かれた酒米と自社の地下水を使用した伝統的な手法を用いています。賞を数多く受賞した高品質な日本酒を目指し、地元の自然や文化を大切にしながら酒造りを行っています。熊本地震での施設の被害も克服し、地域振興と日本酒文化の発展を両立させる姿勢は、多くの人々に支持されています。

株式会社ケーエイチプラスについて

一方、株式会社ケーエイチプラスは2017年に設立されたITマーケティング企業で、大阪市に本社を構えています。「プラスαのつながり」と「革新」を理念に、プロモーションやマーケティング事業における知識と経験を生かし飲食店の運営も行っています。特に、IT技術を駆使して飲食業界の集客を確実に行ってきた実績があります。