セレス、エムコーポレーションを傘下に
株式会社セレス(東京都渋谷区、代表取締役社長:都木 聡)が、株式会社エムコーポレーション(東京都港区、代表取締役:武田 好史)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表しました。これにより、セレスはD2C市場での競争力をさらに強化する狙いです。
D2C事業の拡大を狙う
セレスは、国内最大級のポイントサイト「モッピー」を運営する企業で、近年ではD2C事業に注力してきました。特に、機能性インソール「ピットソール」の販売は好調で、3年で200万足を売り上げるなど、その成長が注目されています。また、まつ毛美容液の「PHOEBEE BEAUTY UP」を展開するDINETTE株式会社との提携も進めており、様々なサービスを通じてD2C領域の広がりを見せています。
エムコーポレーションは、スキンケアブランド「ステムボーテ」を展開する化粧品会社で、このブランドはヒト幹細胞培養液を配合した製品が特長です。「ステムボーテ」は、美容業界のプロやモデルにも広く支持されている高品質なスキンケアを提供しています。
ステムボーテの魅力
「ステムボーテ」は、ブースター、ローション、UVクリームの3つのプロセスで完結するスキンケアシステムを提供し、これにより全身ケアが可能になります。主な商品には、以下のものがあります。
- - ステムボーテローション:3D培養のリポソーム化されたヒト幹細胞培養液とビタミンCを高濃度配合し、肌に潤いと透明感を与えます。このローション一本で顔と全身のケアが行えます。
- - ステムボーテブースタージェル:ローションの前に使うブースターとして、肌に潤いを与え、次に使用するローションの浸透を助けます。
エムコーポレーションの未来
セレスがエムコーポレーションを子会社化することで、両社のマーケティング資産やチャネルを組み合わせ、さらなる商品開発や販路の拡大が期待されます。セレスは、急成長を遂げるD2C市場において「ステムボーテ」の取得が成功を収めると見越しています。
まとめ
セレスとエムコーポレーションの連携により、D2C市場での新たな価値創出が進んでいくことに期待が寄せられています。今後、エイジングケアを求める多くの消費者に、さらなる魅力ある商品を提供していくことでしょう。これにより、美容業界に新しい風を吹き込むことが期待されます。