イマジナが東北の大学に贈るブランディング書籍の意義とは

株式会社イマジナが贈呈した書籍の背景と意義

株式会社イマジナ（本社：東京都、代表取締役：関野吉記）は、東北地方の大学に対して、組織のブランディングやリーダーシップに関する書籍を贈呈しました。この取り組みは、北海道の大学に続くもので、地域の教育機関の価値向上を目指した意義深いプロジェクトです。

贈呈された書籍には、2,900以上の企業、自治体、教育機関のブランディングに関する豊富な知見が詰まっており、大学が自身の強みを活用し、より良い教育を提供するための道しるべとなることが期待されています。

地方大学の現状と課題

現代において、少子高齢化は全国で進行しており、特に東北地方では若年人口の減少が深刻です。2024年の18歳人口は71,820人と予測されていますが、2036年には57,718人にまで減少すると言われています。このような状況の中、定員割れを起こす大学が増加し、今後ますます厳しい環境に直面することが懸念されています。

文部科学省の調査によると、東京や京都などの一部の都市を除くエリアでは、大学への進学時に流入する学生数が流出する学生数を下回っている実態も明らかになっています。この都市部への人口流出は地方大学にとって大きな打撃となり、自らの価値を見出し、効果的な広報戦略やブランディングが求められています。

書籍贈呈による支援の意図

イマジナが贈った書籍には、これまでの企業ブランディングや組織改革の実績が反映されています。このノウハウを教育機関においても活用してもらうことで、各大学は自らの魅力を効果的に伝え、社会に貢献する教育を提供できると考えられています。書籍が大学関係者に訪れる新たな視点を与え、「選ばれる大学」になるための具体的なアプローチを学ぶ好機になることを期待しています。

今後の展望とイマジナの取り組み

イマジナは今後、「教育」の重要性をさらに強調し、大学ブランディングを支援する活動を継続する方針です。具体的には、出張講義や社会人向けの講演会を企画し、企業と大学の連携を通じて社会で活躍できる人材の育成にも力を入れます。

さらに、代表の関野は定期的に全国各地で経営やブランディングに関するセミナーを開催しており、来月の4月15日には仙台での開催も予定しています。このセミナーは貴重な機会であるため、興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。