岡山の自然を見つけよう!「いきもの調査隊2025」始動
2025年10月17日から2026年1月7日まで、岡山県全域を対象とした市民参加型の生物多様性調査「スマホでさがそう!おかやまのいきもの調査隊2025」がスタートします。両備グループとちゅうぎんフィナンシャルグループの共催で行われ、このプロジェクトでは、スマートフォンアプリ『Biome(バイオーム)』を利用して、誰もが身近な自然を記録し、投稿できる仕組みとなっています。
この取り組みは、昨年の調査に続くもので、約1,800名の参加者から寄せられた4,700件以上の投稿により、身近な場所でも多様ないきものが確認されました。特に、岡山市中心部でも希少な生物が発見され、地域の自然環境への意識が高まりました。
前回の結果から見えたこと
2024年の調査結果では、岡山県版レッドリストに載る絶滅危惧種も確認され、地域の生態系の豊かさが示されました。「私たちの足もとにも豊かな生態系が残っている」という結果に、市民の皆様もうれしい驚きを感じたことでしょう。
今回の調査では、参加者の皆さんが秋から冬にかけて、自然の変化を捉えることができる良いタイミングとなります。特に草木が落ち着いて動物の姿が見えやすくなるこの時期に、多くの珍しい生き物に出会えることでしょう。
誰でも参加できる!
参加方法は簡単で、アプリ『Biome』を使用して、身近な公園や通学路、川辺などで見つけたいきものを撮影し、投稿するだけです。また、今回の目標は5,000件の投稿ですので、多くの方々の参加をお待ちしております。
子どもたちと一緒にふるさとの自然を考えよう
このプロジェクトの一環として、子どもたちが地域の宝物である自然を誇りに思えるような施策も計画されています。昨年は、両備グループのイベント「Rフェス」で、投稿データを地図上に可視化し、参加者が自分のまちのいきものを学ぶ体験が提供されました。このような体験を通じて、地域への愛着が育まれ、自然環境保全への意識も高まることでしょう。
地域文化へと育てる
この「いきもの調査隊」は一過性のイベントではなく、地域の企業や行政、市民が協力して続けていく自然資本の記録事業です。集められたデータは、地域の環境保全や教育などにも活かされる予定で、両備グループはこのプロジェクトを岡山の自然を見つめ直す文化として根付かせ、次世代に引き継いでいくことを目指しています。
イベント概要
- - 名称: スマホで発見!おかやまのいきもの調査隊2025
- - 実施期間: 2025年10月17日(金)〜2026年1月7日(水)
- - 対象地域: 岡山県全域
- - 共催: ちゅうぎんフィナンシャルグループ
- - 使用アプリ: 生物調査アプリ「Biome(バイオーム)」
- - 参加対象: 一般市民、学校・教育団体
この秋は、ぜひ家族や友人と一緒に地域の自然を探訪し、岡山の生物の多様性を楽しむ一ヶ月を過ごしてみてはいかがでしょうか。再び地域の自然が見える日々が戻ることを願っています。
詳しい情報は
両備グループの公式ウェブサイトを訪れてください。