羽生結弦の新たな軌跡を辿る『YUZURU Ⅳ』
2023年12月7日、集英社から待望の写真集『YUZURU Ⅳ 羽生結弦写真集』が発売される。この作品は、2022年にプロスケーターに転向してから2024年までの羽生結弦の約2年にわたる成長を追った貴重な記録だ。
フォトグラファー・能登直の眼差し
写真家の能登直氏は、同じ仙台出身であり、羽生の少年時代から彼を撮影してきた経歴を持つ。彼が切り取る羽生の姿は、ただのスケーターとしての表情だけでなく、彼自身の人間味や柔らかさを表現している。オフショットはもちろん、アイスショーや練習風景といった多彩な場面が収載され、読者にとって特別な瞬間が満載なのだ。特に、自然体の笑顔や思わず惹きつけられる表情を捉えた写真は、羽生ファンだけでなく多くの人々の心をつかむだろう。
継続的な成長と多様なビジュアル
本書は、128ページにも及ぶボリュームで構成されており、サイズも29.7cm x 21cmと大判で楽しめる。また、特典として、羽生結弦の貴重なポストカードが2枚同封されているため、購入者にとっては嬉しい特典である。
定価3,630円(税込み)で、ISBN番号は978-4087901894。これからの羽生の活動にも期待が高まる中、この写真集を手に取ることで、彼の情熱や取り組む姿勢を再確認できるだろう。
能登直の情熱と思い
能登氏は1976年に宮城県仙台市で生まれ、大学を卒業後に写真の道へ進んだ。広告写真やスポーツ写真など幅広いジャンルで活躍する彼だが、特にフィギュアスケートの魅力に取り憑かれたのは2007年の日本代表チームの合宿撮影が契機だ。以降、彼は世界選手権や全日本選手権の現場でも活躍し、スケート界のアイコンとも言える羽生結弦の姿を世界に伝えてきた。
ファン必見の一冊
『YUZURU Ⅳ』は、羽生結弦を応援するファンにはたまらない一冊であり、彼への愛情と敬意が詰まった作品に仕上がっている。羽生のデビューから現在までの貴重な瞬間が収められ、見る人を関心の渦に巻き込むことだろう。
羽生結弦の未来を期待しつつ、この写真集で彼の歩みを振り返ることができるのは、ファンにとって大きな喜びとなるに違いない。彼の様々な表情を通じて、新たな感動と興奮を引き出す『YUZURU Ⅳ』をぜひ手に取ってみてほしい。