新たな自販機時代へ
2017-02-07 10:02:25
株式会社unerryとコカ・コーラウエストが業務提携し新たな時代の自販機へ
株式会社unerryとコカ・コーラウエストがついに業務提携
株式会社unerryは、自社のビーコンシェアによる近接マーケティングプラットフォーム「ビーコンバンク」を運営しています。この度、コカ・コーラウエスト株式会社(CCW)との業務提携が発表されました。この提携は両社のビジョンが合致し、新たなビジネスチャンスを生み出す重要な一歩となります。
提携の背景
unerryは、ユニークな企業理念「make unerring big brain」を掲げ、環境知能都市の実現に向けて活動しています。この理念のもと、近接マーケティングプラットフォーム「ビーコンバンク」は、ビーコン技術を駆使し、人々のコミュニケーションをより円滑にしています。そして、2016年にコカ・コーラウエストグループからの出資を受け、自販機事業との協業が進められてきました。
この提携により、ビーコンバンクの機能が自販機に統合され、お客さまの購買行動を細かく把握できるようになります。これによって、顧客のニーズにより合致した商品やサービスの提供が可能になるほか、自販機そのものの社会的価値を高めることが期待されています。
業務提携の具体的な内容
この提携のもと、以下の3つの領域での協力が行われます。
1. コカ・コーラ自販機の品揃え最適化
ビッグデータを活用し、顧客の購買動向や特性を分析。これにより、最適な品揃えを可能にします。
2. 自販機の社会的価値を高める事業の共同開発
ビーコンバンクとスマホ自販機の連携により、IoTインフラとして新たな価値を提供。顧客や地域団体も新しい体験を享受できます。
3. ビーコン利用の拡充
ビーコンが設置された様々な場所で、ユーザーに対して情報や特典を配信し、新たな利用体験を促進します。
ビーコン技術の重要性
ビーコン技術とは、Bluetooth Low Energyを利用し、特定のエリア内に入ったスマートフォンと連携するデバイスです。この技術により、店舗や施設は顧客に向けてカスタマイズされた情報をリアルタイムで届けることが可能になります。国際的に見ると、ビーコン市場は急成長しており、2020年には4億台が出荷される見込みです。特に小売業においては、ビーコンを利用したマーケティングが売上に大きく貢献していくと予測されています。
「ビーコンバンク」の魅力
unerryが提供する「ビーコンバンク」では、各社が所有するビーコンを相互利用できるエコシステムを構築。これにより、限られたエリア内だけでなく、全国どこでもビーコンを活用したサービス展開が可能になります。この仕組みにより、企業間の連携が進むだけでなく、地域全体の活性化にもつながります。
今後の展望
両社は、2020年までにビーコンの相互流通を支えるプラットフォームを構築し、日本の近接マーケティングをリードしていく計画です。特に、200万個のビーコンを利用して日本全域にIoTインフラを展開し、環境知能都市の実現を目指しています。この提携は、ただのマーケティングにとどまらず、社会全体に新しい価値をもたらす可能性を秘めています。
まとめ
株式会社unerryとコカ・コーラウエスト株式会社の業務提携は、まさに新時代の自販機を迎えるための重要なステップと言えるでしょう。この革新がもたらす未来に、大きな期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社unerry
- 住所
- 東京都港区虎ノ門4丁目1−1 神谷町トラストタワー 23F
- 電話番号
-
03-6820-2718