3Dプリンター用レジン「エキマテ」が太宰府中学校卒業制作に採用！122名の生徒がオリジナル箸置きを作成

3Dプリンター用レジン「エキマテ」が太宰府中学校の卒業制作を彩る

福岡県太宰府市立太宰府中学校では、3年生122名による卒業制作に、3Dプリンター用レジン「エキマテ」が採用されました。Expert Material Laboratories株式会社（エキラボ社）が提供した「エキマテ」と、ファブラボ太宰府の技術を駆使し、生徒たちはオリジナルデザインの箸置きを作成しました。

安全性と創造性を両立した卒業制作

今回使用された「エキマテ」は、食品衛生法に適合した安全性の高いオフィス用レジンです。生徒たちが安心して制作に取り組める環境が提供できたことが、このプロジェクトの大きな成功要因と言えるでしょう。

生徒たちは各自で箸置きのデザインを考案し、3Dモデリングに挑戦。自分たちのアイデアを形にする工程を通して、創造性と技術的なスキルを磨きました。完成した122個のオリジナル箸置きは、生徒たちにとってかけがえのない思い出となることでしょう。

エキラボ社のビジョン「みんなの夢をカタチに」

エキラボ社は、「みんなの夢をカタチに」というビジョンを掲げ、3D技術の普及に力を入れています。今回の協賛も、そのビジョンの実現に向けた取り組みの一環です。同社は、3D技術を身近なものにすることで、誰もがアイデアを形にできる未来を目指しています。

ファブラボ太宰府：地域社会に開かれた工房

ファブラボ太宰府は、デジタル工作機械などを備えた工房で、地域住民にものづくりの場を提供しています。今回の卒業制作では、エキラボ社のレジンとファブラボの技術が融合し、生徒たちの創造性を最大限に引き出す環境が構築されました。

未来への可能性を広げる3D技術

近年、3D技術は急速に普及していますが、一般消費者にとってはまだ馴染みが薄いのが現状です。若い世代が3D技術に触れる機会を増やすことで、将来のイノベーションにつながる可能性を秘めています。今回の太宰府中学校での取り組みは、3D技術の教育現場への導入という点においても、大きな意義を持つと言えるでしょう。