ロスカボス日本支局開設
2023-11-22 08:50:01
メキシコ・ロスカボスが日本に初の観光支局を開設
ロスカボス観光局、日本支局を開設
メキシコ西部のバハ・カリフォルニア半島最南端に位置するロスカボスの観光振興団体、ロスカボス観光局は、2023年11月より初めて日本での支局を開設しました。この動きは、日本からロスカボスを訪れる旅行者が前年同期比で511%も増加したことを受けてのものです。特に、日本はロングホール市場ではスペイン、英国に続く第3位の地位を確立しています。
観光局は、日本国内でのプロモーションおよびマーケティング活動を強化し、旅行業界の関係者や一般消費者にロスカボスの魅力を伝えることを目指しています。新支局の開設にあたっては、日本語のデジタルパンフレットも公式ウェブサイトで公開しています。これにより、ロスカボスに関する情報へのアクセスが容易になり、より多くの日本人旅行者をターゲットとしたキャンペーンが展開されるでしょう。
ロスカボスの魅力
ロスカボスは、世界遺産であるコルテス海(カリフォルニア湾)と太平洋が交わる、美しい自然環境に恵まれたリゾート地です。ロスカボス国際空港(SJD)は、メキシコへの国際入国者数でカンクンとメキシコシティに次いで第3位という人気を誇っており、多くの観光客が訪れます。特に、ロスカボス周辺はマリンアクティビティが豊富で、ホエールウォッチングは海外からの観光客に非常に人気です。
ロスカボスはまた、ゴルフ愛好者にとっても夢のようなデスティネーションです。年間の降水日数は約10日と少なく、晴れた日が年間を通じて多いことから、全国的にも「ゴルフ天国」として名を馳せています。著名なゴルフ設計家、ジャック・ニクラスが手掛けたコースがいくつもあり、最近では米PGAツアーの開催地にもなっています。
さらに、ロスカボスは食文化も豊かで、多くのセレブやスターシェフが集まるため、美食家にとっても注目のスポットです。2024年にリリースされるミシュランガイドの初版においても、ロスカボスは美食デスティネーションとして特集される予定です。
アクセスと展望
日本からのアクセスは、ロサンゼルスやメキシコシティで乗り継ぐのが一般的で、これらの都市からロスカボス国際空港へは約2時間という短時間で到着できます。今後の観光業の回復とともに、日本からの訪問者がさらに増えることが予想され、ロスカボス観光局はその対応に向けて準備を進めています。
この支局は、日本とメキシコの観光交流を深め、新たな旅行先としてロスカボスの魅力を多くの人に伝える大きな契機となるでしょう。観光局の日本地区マネージャー、志田朝美氏が中心となって、様々なプロモーションを展開し、旅行業界の発展を支えていく意向を示しています。
詳細な情報は、公式ホームページでも確認できます。
会社情報
- 会社名
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ロスカボス観光局
- 住所
- Carr. Transpeninsular Km. 4.3, Plaza Providencia L-209-210, El Tezal,Cabo San Lucas, B.C.S, C.P. 23454, Mexico
- 電話番号
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