EcoStruxure IT、最高峰のセキュリティ認証取得
2024-11-15 11:04:13

シュナイダーエレクトリック、DCIMソリューション「EcoStruxure IT」が業界最高峰のサイバーセキュリティ認証を取得

シュナイダーエレクトリック、DCIMソリューション「EcoStruxure IT」が業界最高峰のサイバーセキュリティ認証を取得



エネルギー管理と自動化のデジタルトランスフォーメーションをリードするシュナイダーエレクトリックは、同社のデータセンターインフラストラクチャ管理(DCIM)ソリューションである「EcoStruxure IT」のNetwork Management Card 3(NMC3)が、業界最高レベルのサイバーセキュリティ認証であるIEC 62443-4-2 セキュリティレベル2(SL2)を取得したと発表しました。

この認証は、世界的に権威のある認証機関であるTÜV Rheinlandによって付与されたもので、NMC3が厳格なテストと評価をクリアしたことを示しています。SL2認証は、従来のSL1認証よりも厳しいセキュリティ要件を満たしており、データセンターや分散IT環境におけるサイバー脅威からシステムをより高度に保護できることを意味します。

シュナイダーエレクトリックは、この認証取得により、安全な運用とサイバーセキュリティ対策への取り組みを強化しています。さらに、TÜV Rheinlandは、シュナイダーエレクトリックの製品開発におけるサイバーセキュリティプロセスについても「ISASecure® Secure Development Lifecycle Assurance(SDLA)」準拠を認定しました。

EcoStruxure ITとNMC3

EcoStruxure ITは、電力や冷却といった重要なインフラストラクチャをリモートで管理できるDCIMソリューションです。NMC3は、EcoStruxure ITの中核となるネットワーク管理カードであり、このカードにSL2認証が適用されています。多くのEcoStruxure IT製品にNMC3が組み込まれており、これらの製品のセキュリティレベルが向上しました。

ファームウェアアップデートの簡素化

企業は、重要なインフラストラクチャのファームウェアを常に最新の状態に保つ必要があります。しかし、従来は複数のツールやシステムを使用しなければならず、アップデート作業に多くの時間と労力を要していました。

EcoStruxure ITのセキュアNMCシステムは、この課題を解決するために開発されました。専用のツールにより、ファームウェアのアップデートプロセスが最大90%高速化され、アップデート漏れのリスクも軽減します。ユーザーは、新しいファームウェアが利用可能になると通知を受け、簡単にアップデートを実行できます。

セキュアNMCシステムのメリット

アップデート漏れのリスク回避: ファームウェア管理の簡素化により、アップデート作業の効率化とリスク軽減を実現。
コンプライアンスの容易化: 体系的で標準化されたアプローチにより、サイバーセキュリティコンプライアンスを容易に実現。
* 潜在的な攻撃リスクの軽減: IEC 62443-4-2 SL2およびISASecure® SDLA認証により、接続されたデバイスを最新のセキュリティアップデートで保護。

シュナイダーエレクトリックは、EcoStruxure ITを通じて、安全で信頼性の高いITインフラストラクチャを提供することに尽力しています。このSL2認証取得は、その取り組みの大きな成果と言えるでしょう。

シュナイダーエレクトリックについて

シュナイダーエレクトリックは、エネルギー管理と自動化のグローバルリーダーとして、世界中のお客様に革新的なソリューションを提供しています。持続可能性と効率性を重視し、スマートな製造、レジリエントなインフラ、未来型のデータセンターなど、幅広い分野で活躍しています。

会社情報

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シュナイダーエレクトリック
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