株式会社enstem、未来の市場をつくる100社に選定 - 健康と安全を融合した新しい社会インフラへ

株式会社enstemが「未来の市場をつくる100社」に選出

株式会社enstemが、日経BPが発表した「未来の市場をつくる100社 2026年版」に選ばれました。このプロジェクトは、今後数年間で新しい市場を創出する可能性のある企業を革新性や社会性などの観点から評価し、10の領域に分けて選定するものです。

健康起因リスクの可視化への取り組み

選出理由の一端を担っているのは、enstemが提供する健康管理プラットフォーム「Nobi for Driver」および「MAMORINU」における取り組みです。

これらのプログラムは、従業員の心拍数や心拍変動（HRV）といった生体データを利用し、健康起因の事故を未然に防ぐことを目的としています。従来の労働安全管理の枠を超え、身体の健康状態を可視化することで、より安心して働ける環境の整備に貢献しています。

代表の思い

代表取締役の山本寛大氏は、「この度『未来の市場をつくる100社』に選出され、非常に光栄です」とコメントしています。自社の使命として「働く人の健康状態を可視化し、事故や離職リスクを未然に防ぐ」ことを掲げ、特に物流や製造、建設業において現場に寄り添った支援を行ってきたことが評価されました。

山本氏はまた、導入企業が300社を超えたことに触れ、「現場で働く方々の協力によって得られた評価」と感謝の意を表しました。今後は「健康を社会のインフラにする」というビジョンのもと、さらなる取り組みを進めていく意向を示しています。

会社情報

エンジニアリングや医療の観点から従業員の健康を守る新たなサービスを展開する株式会社enstemは、東京都中央区に本社を置き、その活動の幅を広げています。「Nobi for Driver」や「MAMORINU」といったサービスを通じて、ノンデスクワーカーの健康・安全管理の重要性を訴え、持続可能な社会・経済システムの構築を目指しています。