スポGOMI甲子園
2025-11-06 09:31:17

熱き闘志が光った『スポGOMI甲子園2025 富山県大会』結果報告

熱き闘志が光った『スポGOMI甲子園2025 富山県大会』の結果報告



2025年10月25日、富山県のユウタウン総曲輪において高校生を対象とした第2回『スポGOMI甲子園2025 富山県大会』が開催されました。このイベントは、3人1組のチームが一定の時間内に指定された区域でごみを拾い、その質と量を競うというユニークなスポーツイベントです。

大会の概要と目的



スポGOMI甲子園は、環境問題、とりわけ海洋ごみの深刻化に対する意識を高めることを目的とし、一般財団法人日本財団スポGOMI連盟が主催しています。世界中の海洋ごみの約80%は陸から流出するとされており、生活者一人ひとりの行動がその解決の鍵となります。この大会は、参加者にその意識を持たせる貴重な機会を提供しています。

競技の結果と優勝チーム



全19チームから56人が参加し、結果は驚くべきものでした。優勝したのは、富山高等支援学校の「ゴミパト」チームで、総量11.1kgのごみを回収し、2,176.5ポイントを獲得しました。このチームは、スポーツによる優位性を利用せずに、着実な作業と戦略で他チームを圧倒しました。他のチームも色々な工夫を凝らしましたが、ゴミの多いスポットを早く見つけた「ゴミパト」が競技を制した形となっています。

準優勝は富山商業高校の女子バレーボール部が獲得し、チーム間の競争も非常に接戦でした。面白いことに、オリジナルアイテム賞は「ごみを捨てないで」というメッセージをリュック型ごみ箱に掲げる「じゃがいも星人」チームに贈られました。

参加者の感想と意義



大会を通じて、参加者は環境意識を新たにし、「愛する富山をきれいにする」という強いメッセージを持ち帰りました。富山商業高校の「TOMISHO VOLLEY アンガールズ」の選手宣誓から始まった2025年大会では、今回集められたごみの総量はなんと70.5kgに達しました。これは前回の大会を約30kg上回る成果です。

未来へ向けた期待



優勝を果たした「ゴミパト」チームの挨拶からは、彼らの勝利の喜びが伝わってきました。「大会序盤では優勝できるとは思っていなかったが、細かいところまで見たり、集中して行動することを心がけた結果、優勝できたは嬉しい」と彼らは語り、11月30日に控えた全国大会でもさらなる活躍が期待されます。

地域と未来を見据えた活動



一般財団法人日本財団スポGOMI連盟は、地域の環境問題を理解し、スポーツを通して健康な体づくりとリサイクル習慣を促進する理念のもと、ごみ拾いを競技化しています。また、一般社団法人とやまミライラボは、富山の海を未来に残すための活動を支援しており、教育を通じた環境意識向上にも力を入れています。

今後も、このような取り組みが様々な地域で広がっていくことを期待しています。イベントを通じて得られた経験や知識が、今後の生活や社会に対する思いに影響を与えることに大きな意義があるのです。


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会社情報

会社名
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
住所
東京都港区赤坂1-1-12明産溜池ビル2F
電話番号
03-6441-3941

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