株式会社えがおがAgileWorksを導入し業務効率を大幅改善
健康食品の販売を行う株式会社えがおは、熊本県熊本市を拠点に、質の高いサプリメントや青汁を提供し、多くの人々から信素支持を受けている企業です。近年、えがおは内部業務の効率化を図るため、ワークフローシステム「AgileWorks」を導入し、約2,000万円ものコスト削減を実現しました。それぞれの課題をどのようにクリアしていったのか、詳しく見ていきます。
AgileWorks導入の背景
えがおは既存のワークフローシステムにおいて、いくつかの重大な問題を抱えていました。特に、頻繁に発生する組織改編への対応に多大な手間がかかり、外部システムへの依存度が高く、年間で約900万円ものコストがかかっていました。また、紙の帳票が残っていることで、業務効率が低下しているという実情もありました。これらの課題を抱えつつ、えがおはAgileWorksの導入を決断しました。
AgileWorks選定の理由
AgileWorksは、役職の兼任や空位に対応できるフロー設定機能や、未来の組織図を事前に作成できる機能など、標準機能が充実している点が評価されました。ノーコードでシステムを構築できるため、特別なスキルがなくても内部の保守運用が行えることも、大きな決め手となりました。これにより、外部に依存することなく、迅速に業務の変更に対応できる体制が整いました。
AgileWorks導入の効果
導入から数年が経過する中、えがおでは外部パートナーからのシステム管理を社内に移管し、完全に内製化を実現しました。特に、申請書や承認経路の設定・改修をパート社員が中心となって行うようになり、これにより組織改編に対する迅速な対応が可能となりました。従来は3日以上を要していたシステム改修が、現在では最短で即日完了できるようになったのです。そして、紙の帳票で行っていた申請業務の電子化も加速し、今では30種類以上の申請業務がAgileWorksで管理されています。
この結果、えがおは業務のペーパーレス化を推進し、申請業務の効率化を実現。これに伴うコスト削減は約2,000万円にも上ると試算されています。業務効率化によるコスト削減は、健康食品業界においても重要な競争優位性となるでしょう。
AgileWorksについて
AgileWorksは特に大規模かつ複雑な組織に対応可能なワークフローシステムで、企業のニーズに応じたカスタマイズもトータルで提供しています。昨年のバージョンアップで、新たに「Web API」や「全文検索」、「ビジネスチャット通知」機能などが加わるなど、その拡張性も大いに評価されています。
株式会社えがおの概要
えがおは1990年の設立以来、総合健康関連事業を展開しています。特に「えがおの黒酢シリーズ」は市場で高い評価を受け、売上1位の記録を誇っています。このような業績を背景に、えがおは今後も高品質の製品を提供し続け、さらなる成長を目指しています。
会社情報
- - 名称:株式会社えがお
- - 所在地:熊本県熊本市東区東町4-10-1
- - 代表者:北野忠男
- - 設立:1990年
- - 事業内容:総合健康関連事業
- - URL:えがお公式
このように、えがおの事例は、技術を取り入れた現代の業務効率化の一例として、多くの企業が参考にすべき成功事例であると言えるでしょう。