新たなウエディングトレンド
2025-09-24 13:49:53

2025年の結婚式実態調査から見える新たなウエディングのトレンド

最近、株式会社マイナビが運営する『マイナビウエディング』が発表した「2025年 結婚・結婚式の実態調査」の結果が話題を呼んでいます。この調査は、2024年7月から2025年6月までに結婚したり、結婚式を行った20~49歳の全国の男女を対象に行われました。調査からわかったことは、結婚式を予定している人の実施率は約59.1%で、前年とほぼ変わらない状況が続いていることです。しかし、特に20代の若者たちにおいては、結婚式を行わないという回答が26.0%に達し、前年から5.6ptの増加を見せています。これには、結婚式に対する価値観の変化が反映されているようです。

結婚式を挙げる理由の変化



調査によれば、結婚式を挙げる理由で最も多かったのは「一生に一度しか経験できないものだから」という回答で、37.8%の人がこの理由を挙げました。次いで、「思い出に残したいから」が36.7%で続きました。一方、かつては重要視されていた「家族・親族への親孝行」という理由は31.5%で、前年から大きく減少しています。若者たちの中では、結婚式を自己表現の場として捉える傾向が強まり、本当に大切な友人たちに祝福されることを望む声も増えているようです。このような動きは、より個々の価値観が反映された結婚式のスタイルに繋がっています。

前撮り・後撮りの人気



また、結婚式を実施する人の中で、前撮りや後撮りを行う率は実に83.1%と高い数字を記録しました。これにより、カップルが結婚式の記録をより大切にし、思い出を形に残したいというニーズが高まっています。特に「前撮り・後撮りを両方実施した」という回答も前年比で増加しています。さらに、結婚の記念旅行に行ったカップルは75.2%で前年比11.8pt増加しており、結婚式を挙げた人たちの多くが「一連の記念体験」を重視している様子が見受けられます。

今後のブライダル市場への影響



この調査結果から読み取れるのは、結婚式に対する価値観が変化しつつあるということです。実際に結婚式を挙げる層と挙げない層の二極化が進んでいる一方、結婚式を予定している人々は、独自のスタイルを尊重しつつ、より意味のある体験を求める傾向があることが見えてきます。今後のブライダル市場では、従来の形式にとらわれない新しいイメージやスタイルが求められ、結婚後のライフスタイルやアニバーサリーを視野に入れた“長く続く絆”を意識した提案が求められるでしょう。

結論



結婚は人生の大きな節目となります。今後も『マイナビウエディング』が提案する多様なウエディングの魅力に触れ、カップルがそれぞれの価値観や想いに寄り添った特別な日を創り上げていくことが大切です。結婚式に対して消極的な層にも届くような新たなアプローチが必要であり、これからのウエディングにとって重要な時期を迎えています。


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会社情報

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株式会社マイナビ
住所
東京都千代田区一ツ橋1丁目一番一号パレスサイドビル
電話番号
03-6267-4155

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