東京都が雨水浸透を促進!『雨水しみこみアンバサダー』募集開始!

東京都は、市街化の進展に伴う都市型水害対策として、河川や下水道の整備に加え、雨水流出抑制を強化しています。その取り組みの一環として、雨水浸透に関する活動を積極的に推進する事業者等を『雨水しみこみアンバサダー』として認定する制度を新たに導入しました。

アンバサダーに認定された企業や団体には、東京都からロゴマーク(登録番号入り)が授与されます。さらに、東京都のホームページで認定企業が紹介されるとともに、広報活動においても各社の取り組み事例が積極的にPRされます。

アンバサダーの認定要件は以下の通りです。

1. 雨水浸透プロジェクトに資する取組を行っている、または今後行う予定であることを確認できること

具体的には、雨水浸透桝や浸透トレンチなどの製作・設置、情報冊子などによる広報活動、人材育成や組織運営に関する取り組み、新技術や新素材の開発などが挙げられます。

2. 東京都内に事業場を持つこと

これらの要件を満たす企業や団体は、専用のQRコードまたはフォームから応募できます。応募期間は令和6年6月28日から7月31日までです。

東京都は、雨水しみこみアンバサダー制度を通じて、企業や団体の雨水浸透への取り組みを促進し、都市部の水害リスク軽減を目指しています。
東京都が新たに開始した『雨水しみこみアンバサダー』制度は、都市部における水害対策の新たな取り組みとして注目されます。従来の河川や下水道整備に加え、民間企業や団体の積極的な参画を促すことで、より効果的な雨水流出抑制を実現しようとする試みです。

アンバサダーに認定された企業や団体は、ロゴマークの付与やホームページでの紹介など、東京都からの積極的な支援を受けることができます。これは、企業や団体にとって、自社の雨水浸透に関する取り組みを広く社会にアピールする絶好の機会となります。

さらに、東京都はアンバサダーの取り組み事例を積極的に広報することで、市民の意識啓発も図ります。雨水浸透の重要性を理解し、地域全体で水害対策に取り組む意識を醸成することで、より安全な都市環境の実現を目指しています。

この制度は、官民連携による水害対策の新たなモデルケースとして、全国の自治体でも参考にされる可能性があります。今後も、東京都の取り組みが注目されます。

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