教育の未来を拓く!エビデンスによる学びの進化
尼崎市で開催される第8回「尼崎市学びと育ち研究所報告会」が近づいてきました。このイベントは、教育の分野での革新を目指し、科学的根拠(エビデンス)に基づく研究を推進することを目的としています。イベントは、2023年8月19日午後に開催され、リアルタイムでの現地講演に加え、YouTubeでのオンライン配信も行われます。
報告会について
「尼崎市学びと育ち研究所」では、地域の子どもたちが実社会で主体的に生き抜くための力を育むことを目指し、外部の研究者を招いて長期的な教育効果を検証しています。この報告会では、最新の研究成果を発表し、教育界の第一線で活躍する教授による基調講演も行われます。特に、慶應義塾大学の中室牧子教授が登壇し、「科学的根拠で子育て」というテーマで講演を行います。
基調講演の内容
中室教授は教育経済学の専門家であり、メディアでも多くの出演を果たしています。彼女の講演は、教育におけるエビデンスの重要性を深く考察し、どうすればより良い子育てが実現できるかを示唆します。聴衆は、彼女の豊富な経験と知見に触れ、今後の教育の方向性を考える貴重な機会となるでしょう。
研究報告のラインナップ
報告会では、多彩なテーマの研究報告が行われます。以下は、その一部です:
- - 大竹 文雄 所長(大阪大学特任教授):「長期欠席はなぜ増えたのか?」
- - 安藤 道人 主席研究員(立教大学教授):「支援が必要な子どもたちの実態」
- - 北野 幸子 主席研究員(神戸大学教授):「乳幼児教育の重要性」
- - 中尾 繁樹 主席研究員(関西国際大学教授):「幼児期に必要な運動プログラム」
- - 永瀬 裕朗 主席研究員(神戸大学教授):「幼児期の生活と学力」
- - 野口 緑 主席研究員(大阪大学特任准教授):「尼っこ健診と予防研究」
- - 濱島 淑惠 主席研究員(大阪公立大学教授):「ヤングケアラーの実態」
- - 藤澤 啓子 主席研究員(慶應義塾大学教授):「保育園による育ちの支援」
参加方法と注意事項
本報告会への参加は、現地での講演の場合は事前申し込みが必要となります。定員は70人で、オンラインでも参加できるため、遠方の方でも気軽に参加可能です。アーカイブ視聴も用意されており、事後にでも情報を得ることができます。なお、取材を希望する報道関係者は、事前に連絡をする必要があります。
まとめ
第8回尼崎市学びと育ち研究所報告会は、教育の未来を考えるための貴重な機会です。エビデンスに基づいた学びの進化を目指し、参加者が得る情報や知見は、今後の教育に大いに役立つことが期待されます。地域社会とともに成長していく子どもたちの未来を考えるこのイベントに、ぜひご参加ください。