介護リハビリテックのRehabが成長率ランキングで高評価を獲得

有望な成長企業としてのRehab

株式会社Rehab for JAPANは、科学に基づいた介護支援を目的としているテクノロジー企業です。東京・千代田区に本社を置き、代表の大久保亮氏の下で活動しています。最近、同社はデロイトトーマツグループが発表した「Technology Fast 50 2024 Japan」で、過去3決算期の収益に基づく成長率で42位にランクインする快挙を達成しました。成長率は122.8％に達し、多くの企業が激しい競争を繰り広げる中でその実績は際立っています。

Technology Fast 50 Japanとは

このランキングは、デロイトが世界的に行っているもので、テクノロジー、メディア、通信（TMT）業界の企業を対象にしたものです。毎年、国ごとに成長企業を評価するこのプログラムは、今年で22回目となります。企業の成長性を測る重要な指標として過去3決算期の収益成長率が用いられ、対象となるのは上場・未上場を問わず、ハードウエアやソフトウエア、通信関連の企業です。

成長の背景

Rehabは「介護に関わる全ての人に夢と感動を」というビジョンを掲げ、人々の健康的な老後を実現するために事業を展開してきました。2018年にデイサービス向けのリハビリ支援ソフト「リハプラン」を開始し、急速にその導入が進んでいます。介護業界のニーズに応じて、自立支援や科学的介護に焦点を当てたこのソフトは、今や全国に数千の介護事業所で利用されています。特に、「リハプラン」には加算算定やLIFEの提出支援など、介護事業運営の効率化を図る機能が盛り込まれています。

新たな展開とビジョン

最近では、タブレット向けの記録アプリ「Rehab Cloud デイリー」や介護請求ソフト「Rehab Cloud レセプト」といった新製品を続々とリリースし、着実にサービスの質を向上させています。これにより、「Rehab Cloud」は科学的介護の実現に向けた一元管理ソフトとして進化しました。実際に、「Rehab Cloud」の導入事業所数は約2.2倍に増加し、現在では2,900件を超えています。

今後もRehabは、介護現場における価値を高めることを目指し、利用者の成果を追求する姿勢を貫きます。科学的介護を通じて質の向上を図り、全ての人が幸せに暮らせる世界の実現を目指して邁進していく予定です。