ユニリーバ・ジャパン、第1号認定を取得
ユニリーバ・ジャパンが最近、経済産業省によって設立された「プラスチック資源循環促進法」に基づく家庭用化粧品容器の設計認定制度にて、同分野の初となる認定を受けました。この認定は、環境配慮設計(Design for Circularity)を最も高い水準で満たす製品に与えられるもので、プラスチック資源の循環利用に貢献する試みが評価された結果です。
この制度は、プラスチックの使用量を合理化し、再生材の活用や単一素材化を進め、循環型経済に寄与する製品を認定するものです。ユニリーバ・ジャパンはこの認定を通じて、日本市場における環境に配慮したパッケージ開発のリーダーとしての立場を確保したと言えるでしょう。
認定された製品について
具体的に認定されたのは「ダヴクリーミー泡洗顔料」です。この製品は100%再生材を使用したボトルを採用しており、石油由来のプラスチック使用を抑制しました。さらに、単一素材であり、分別しやすい設計が施されており、リサイクル性の向上に寄与しています。加えて、生分解性成分が96%含まれているため、機能性と環境への配慮のバランスを取った製品とされています。
同様に、「ラックス バスグロウ」も100%再生材を利用したボトルで、無着色PETを使用した単一素材の構造が特徴的です。これにより、リサイクル適性が高まったサステナブルパッケージとして評価されています。
環境への取り組み
ユニリーバは2010年から「Less Plastic」、「Better Plastic」、「No Plastic」という3つのアプローチを採用し、プラスチック使用に伴う環境負荷を削減しつつ、資源としてのプラスチックの活用を進めています。同社は再生材の使用や単一素材化などへの取り組みを続けており、この認定制度による評価もそれを裏付けるものとなりました。
しかし、国内での再生材の供給が限られているため、一部は海外からの調達に依存せざるを得ない状況が課題として残っています。また、リサイクルを促進する制度の整備も必要です。
代表取締役社長のエド・ブリオラ氏は、「第1号認定をいただけて嬉しく思う。他社との連携や社会全体での取り組みが重要」と語りました。ユニリーバは今後も業界全体で循環型社会の実現を目指し、様々なパートナーと協力しながら全員が「プラスチックは資源」という認識を持つ未来を築くことに注力していく展望を示しています。
まとめ
ユニリーバ・ジャパンの今回の認定は、企業としての環境への配慮だけでなく、消費者へも安全で持続可能な製品を提供するという確信の表れでもあります。同社は今後も革新的な取り組みを通じて、プラスチックを活用した持続可能な社会の実現を推進していくことでしょう。