KPMGコンサルティングが発表！女性が導くサステナブルな未来を考えるコンテスト

KPMGコンサルティングが主催する価値創造イノベーションコンテスト

KPMGコンサルティング株式会社は、「価値創造イノベーションコンテスト：女性が導くサステナブルな未来」というピッチコンテストを開催することを発表しました。このイベントは、持続可能な社会の実現に向けて、多様なサステナビリティ課題の解決に向けた革新的なアイデアを持つ女性たちを支援することを目的としています。本コンテストのファイナリスト5名が選ばれ、2025年6月30日（月）に大阪・関西万博の「ウーマンズパビリオン」で決勝戦が行われる予定です。

コンテストの背景と目的

このコンテストは、気候変動への対応を含む多様な課題に積極的に取り組む女性のアイデアを促進することを目的に、2025年1月から応募を開始しました。応募の結果、52名の女性が集まり、厳正な審査を経て、最終的に5名のファイナリストが誕生しました。ファイナリストは、それぞれ独自のビジョンを持ち、今後のプレゼンテーションでそのアイデアを実現するためのプランを披露することになります。

ファイナリストの紹介

1. カナダマイカ
日本の中小企業が海外市場に進出できるよう支援する「Omiisayサービス」を提案。日本の製品が世界で愛される未来を目指します。

2. 川北麻由
日本文化を用いたオーバーツーリズム対策の一環として、観光客のマナー向上をねらったアプリの開発。

3. 塩屋桜子
中高生向けの英語オンライントークサービス「GLEAD」を通じて、国際交流の重要性を広めることを目指します。

4. 中村有希
妊婦見守りアプリ「LumoMama」を開発。遠隔地の医療と妊婦をつなぐ仕組みで、安心安全な出産環境を提供します。

5. 柳澤華乃
環境問題に取り組む自動販売機「Deco Lab.」を提案し、廃プラスチック問題の解決を目指しています。

審査員について

コンテストの審査員には、異なる分野で活躍する著名な専門家が揃います。例えば、株式会社Kanattaの井口恵社長や、株式会社エスプリングホールディングスの髙田春奈社長らがその肩書を持つ専門家です。彼らは各ファイナリストの提案を厳正に評価し、優秀なアイデアに対しては支援を行います。

受賞者には特別な支援が提供される

優勝者には、KPMGの専門家陣による事業化支援が約束されており、定期的なミーティングやネットワーク構築に関する支援を行います。これは、アイデアを具体化していく上で大きな助けとなるでしょう。

ウーマンズパビリオンとエンパワーメントの理念

今回の決勝戦予定地である「ウーマンズパビリオン in collaboration with Cartier」は、内閣府や経済産業省が協力する女性のための特別なパビリオンです。ここでは、「When women thrive, humanity thrives～ともに生き、ともに輝く未来へ～」というビジョンのもと、女性の体験や視点を大切にした持続可能な未来へのアプローチが議論されます。