路上ミュージシャン支援サービス「KAKERU」
2024-05-09 07:30:01
生死をさまよった闘病経験から生まれた!路上ミュージシャンのためのマッチングサービス「KAKERU」がクラウドファンディング開始
生死をさまよった闘病経験から生まれた、路上ミュージシャンと商業施設をつなぐマッチングサービス「KAKERU」
東京都大田区に本社を置くものづくり企業の経営支援と地域活性事業を手がける和田エンタープライズは、路上ミュージシャンと商業施設・店舗などのスペース運営者をマッチングする新サービス「KAKERU」(かける)を開発し、クラウドファンディングを開始しました。
「KAKERU」で実現する、ミュージシャンと商業施設のWin-Win
「KAKERU」は、活動場所を探している路上ミュージシャンと、集客アップを目指している商業施設双方にとってメリットのあるサービスです。ミュージシャンは、希望エリアや報酬、得意なジャンルなどを登録でき、商業施設側は、ライブ動画なども確認してミュージシャンを選定できます。安全な取引を促進するため、運営者とミュージシャン双方の基本情報や連絡先、ステージ写真などを掲載する仕組みも導入しています。
ミュージシャンは基本機能を無料で利用でき、マッチング成立時には合意金額の5~15%の手数料がスペース運営者から徴収されます。このシステムにより、ミュージシャンは活動を継続するための収入を得ることができ、商業施設は集客力向上と売上増加が期待できます。
代表和田氏の熱い想い
和田エンタープライズ代表の和田淳之介氏は、2019年にくも膜下出血で生死の境をさまよいました。約1年間の闘病生活の中で、YouTubeで見た路上ミュージシャンのライブ動画から勇気と感動を受け、この経験が「KAKERU」開発の原動力となりました。
当初は路上ライブの公認化を目指していましたが、天候や申請期間などの課題をクリアするために、天候や場所の制約を受けずに活動できるビジネスモデルとして「KAKERU」を考案しました。
和田氏は、「KAKERU」を単なるマッチングサービスではなく、ミュージシャンの夢の実現を支援し、街に活気をもたらすためのプラットフォームとして位置づけています。夢を叶えるための支援、街の活性化への貢献、そして自身の闘病経験からの恩返しという、複数の想いが込められたサービスなのです。
「KAKERU」の目指す未来
「KAKERU」は、路上ミュージシャンにとって新たな可能性を拓くだけでなく、商業施設にとっても集客アップやブランディング強化につながる革新的なサービスです。このサービスを通じて、街に音楽が溢れ、人々が笑顔で交流できるような、活気ある社会の実現を目指しています。
クラウドファンディングでは、サービスの更なる発展と認知度向上のための資金調達を目指しています。支援者には、限定グッズやサービス利用券などのリターンが用意されているとのことです。
和田エンタープライズと「KAKERU」
和田エンタープライズは、ものづくり企業の経営支援や地域活性化事業を通じて、地域社会の発展に貢献しています。「KAKERU」は、その取り組みの一環として、新たなビジネスモデルと社会貢献を両立させる試みと言えるでしょう。
まとめ
「KAKERU」は、路上ミュージシャンと商業施設双方にとって有益なサービスであり、街の活性化にも貢献する可能性を秘めています。クラウドファンディングを通じて、このプロジェクトへの更なる支援が期待されます。
会社情報
- 会社名
-
和田エンタープライズ
- 住所
- 電話番号
-