脱炭素イノベーションの未来を築く日英共創シンポジウム開催

脱炭素化が叫ばれる現代、ビジネス界でもそのイノベーションは重要なテーマとして注目されています。株式会社ブレーンセンターが運営するWEBメディア「Perspectives」は、英国のIntralink社と協力し、2025年12月1日に「脱炭素イノベーションの未来へ――日英共創の可能性」というオンラインシンポジウムを開催します。このイベントは、参加者が最新の国際動向やビジネスチャンスを得られる貴重な機会です。

開催の背景

最近、世界的に「反ESG・バックラッシュ」という潮流が目立っています。特にトランプ政権の発足や、欧州の産業競争力に関する新たな議論が進む中で、メディアでは「ESGの後退」や「反ESG」の響きが聞かれるようになりました。しかし、政治の風向きが変わる中でも、気候変動に立ち向かい続ける企業や人々の姿は決して消えてはいません。実際、日英の企業はこの現実をどう掴んでいるのかを伝えることが、このシンポジウムの目的です。

気候危機は急速に進行しており、国を越えた協力が不可欠です。サステナビリティに前向きな英国と、ものづくりの力を誇る日本が手を携えることで、どんな新しい可能性を開くことができるのかを探る場となります。

イベント概要

- 名称：脱炭素イノベーションの未来へ――日英共創の可能性
- 日時：2025年12月1日
- 所要時間：

- プレゼンテーションセッション：20分×3コンテンツ
- トークセッション：60分×1コンテンツ

- 形式：録画映像配信（アーカイブ視聴可）
- 参加費：無料
- 申込方法：専用ページからの登録
- 主催：株式会社ブレーンセンター「Perspectives」編集部
- 共催：Intralink Group Limited

プログラム内容

シンポジウムでは、さまざまな専門家が登壇し、脱炭素への取り組みを紹介します。

プレゼンテーションセッション

1. グローバルサステナビリティトレンド考察
「英国における脱炭素クリーンテックの成長と日英共創の可能性」
- スピーカー：Noel Pritchard氏
- 彼の視点から、脱炭素化に向けた英国の動向や日本企業との連携の重要性が語られます。

2. 持続可能な水処理技術の紹介
- スピーカー：Andrew Walker氏（Evove社）
- 3Dプリンティングとナノ材料を用いた新しい水処理技術について説明され、エネルギー消費削減の可能性が探られます。

3. 再生可能エネルギー系統安定化技術
- スピーカー：Marc Borrett氏（Reactive Technologies社）
- 高精度な電力系統管理技術が、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けた助けとなるビジョンを持って語られます。

トークセッション

1. 「英国のクリーンテック」と「日本のモノづくり力」の連携
- 登壇者：Noel Pritchard、高田英樹氏、山口裕司氏、佐野健一氏
- 脱炭素社会の実現を視野に入れたイノベーションとパートナーシップについてのディスカッションです。

参加対象者

このイベントは、脱炭素化に貢献するビジネスの開発や、雪付けている企業の経営企画部門、トランジションファイナンスを考慮するファイナンス部門など幅広い専門家を対象としています。また、国際的なネットワーキングを求める方や、サステナビリティに関して関心のある方にも多くの学びが得られる内容となっています。

参加するメリット

参加者は、反ESGの波に対する日英の産業政策の実像や、ビジネス機会の創出、海外市場への知見を深める絶好の機会を得ることができます。シンポジウムを通じて、新たなビジネス展開や自社のステークホルダーとの関係構築へつなげることが期待できます。

このシンポジウムは、脱炭素化に向けた活動を強化する企業や専門家全てにとって価値ある時間となるでしょう。ぜひ、参加申し込みをお待ちしています。