企業の海外IT環境を強化する新オプション
企業が海外に拠点を展開する中で、IT環境の整備は極めて重要となっています。しかし、多くの企業は現地に専任のIT担当者がいないため、実態把握が難しく、IT環境がブラックボックス化してしまう事例が多く見受けられます。これにより、サイバー攻撃のリスクが高まり、企業全体の事業継続や信用に悪影響を及ぼす可能性もあるため、対策が急務です。
このような状況下で、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は新たなサービス「IIJグローバルオンサイトサーベイソリューション」に「中国法コンサルティングオプション」を追加しました。これにより、中国現地法人におけるデータセキュリティや個人情報保護の法規制への対応状況を初期評価することができるようになります。
新オプションの背景
現在、多くの日本企業が中国に拠点を持っており、データ関連の規制(中国データ三法)への対応が求められています。この法律に違反した場合、サイバー攻撃や情報漏洩などのリスクが高まるだけでなく、最大12億円の罰金や業務停止の可能性もあります。法制度を把握するには専門的な知識が必要とされ、現地法人の状況を日本本社が確認することは容易ではありません。
このような課題を解決するために登場したのが「中国法コンサルティングオプション」です。このサービスでは、IIJ Global Solutions Chinaの専門コンサルタントが、現地法人が保有するシステムの状況とデータ越境の状況を調査します。
オプションの主な特長
このオプションは、以下のような特徴があります:
1.
優先度の高い法対応項目に絞った調査:
中国データ三法に基づく法対応状況を迅速に把握できます。
2.
現地コンサルタントによる調査:
IIJ Global Solutions Chinaのコンサルタントが現地の言語や規制を踏まえ、直接調査を行います。
3.
IT環境と法規制の可視化:
IT環境の調査結果と法規制対応状況を統合して、日本本社の担当者が具体的な施策を検討できるようにします。
サービス内容
「IIJグローバルオンサイトサーベイソリューション」は、ライト、スタンダード、プレミアムの3つのプランがあり、各プランに応じた調査が行われます。特にスタンダードプランを選択することで、IT環境の調査と共に「中国法コンサルティングオプション」を付加することが可能です。
インターネットの出口であるファイアウォールの基本調査を行います。
IT環境を詳細に調査し、運用状況や従業員PCのサンプリング調査も含まれます。
セキュリティポリシーや教育状況まで深く調査し、全体的なアセスメントを行います。
以上のサービスを通じて、IIJはお客様の海外拠点のITガバナンスを向上させるための支援を行っています。今後も、企業のニーズに応じたソリューションを提供してまいります。ウェビナーも開催予定で、具体的な施策についての解説を行う機会も設けています。