全国のホームセンターランキングで明らかになった好みとは
LINEヤフー株式会社が運営する「LINEリサーチ」は、全国の10歳から60代を対象に「一番好きなホームセンター」を調査しました。このリサーチから興味深い結果が得られ、全国で最も支持を集めたのが「カインズ」でした。具体的には、彼らの人気が全体で約20%を占めており、全国的に広がりを見せています。
ホームセンターランキングTOP3
1位 カインズ
調査結果によれば、カインズの好まれる理由は「品揃えの豊富さ」にあり、支持者の中で4割がこの点を挙げています。また、駐車場の広さや店内のクリーンさも高評価の要因として挙げられており、総じて快適な買い物体験を提供していると言えます。
2位 ホームセンターコーナン/コーナンPRO
続くのは「ホームセンターコーナン」およびそのPROブランドで、支持率は約1割を記録。他の理由として、やはり「品揃えが充実」という声が多かったです。
3位 DCM/ケーヨーデイツー
そして3位には「DCM」、もしくはその旧名称である「ケーヨーデイツー」が入っています。このホームセンターは、特に「駐車場が広い」という点で3割を超える支持を受けています。
これらの人気店舗は、地域によっても支持率に顕著な差が見られる結果となりました。特にカインズは、東北、関東、中部でトップの人気を誇り、中部地域では高い支持を受けていることが特筆すべきポイントです。
地域別ランキングの多様性
北海道に目を向けると、驚くことに「DCM」が4割近い支持を受けてトップとなりました。このように地域によって「一番好きなホームセンター」が変わる現象は、消費者ニーズの多様化を示しています。例えば、四国ではコーナンが3割以上の支持率を持ち、逆に関東では「ハンズ(旧東急ハンズ)」が2位にランクインしました。
関西地域においては、ホームセンターコーナンが3割で1位という結果に。また、中国地方や九州沖縄地方では「ホームプラザナフコ」など、新たな顔ぶれが浮上してきました。
人気の理由を掘り下げてみると
「カインズ」を支持する理由として、多くの人々が挙げたのが「品揃えの豊富さ」。この結果は、家具や日用品の取り扱いの幅広さがまさに評価されている証明です。また、全国2位の「コーナン」においても、同様に「品揃えが充実」しているという意見が多かったです。
一方、全国3位の「DCM」では「駐車場が広い」という理由が上位に。買い物をする上で、車で訪れる人々からの評価が反映されています。このように、買い物に対する利便性がユーザーの選好に影響を及ぼしていることがわかります。
調査の概要
この調査は2024年10月3日から7日までの間に、日本全国の15歳から69歳の男女を対象に、スマートフォンを用いて行われました。また、全体で5260サンプルを回収しており、年代・性別構成比を市場に合わせて調整しています。
まとめ
こうした調査結果を通じて、ホームセンターの人気は単なる商品ラインナップだけでなく、地域性やサービス面でも多様なニーズを反映していることが浮き彫りになりました。今後も各地のホームセンターがどのように進化し、消費者の支持を得ていくのかが興味深いところです。