ルネサンスとAmplitude分析ワークショップの概要
スポーツクラブを運営する株式会社ルネサンスが、株式会社NTTドコモの新規事業型子会社であるDearOneと協力し、プロダクト分析ツール「Amplitude」を活用するためのワークショップを開催しました。この取り組みは、データ活用の定着と顧客体験の向上を目指しています。
背景:分析文化の必要性
ルネサンスは2022年にAmplitudeを導入し、店舗とウェブサイトでの行動分析を行なっていました。しかし、導入後3年が経過する中で、いくつかの課題が浮き彫りになりました。例えば、さまざまなチャネルが増える中で、ウェブや店舗のデータだけでは顧客の全体像を把握するのが困難であること、異なるツールを使いこなす専門メンバーが限られ、分析依頼が一部のチームに集中しているために施策の実行に時間がかかってしまうことなどが挙げられます。
これらの課題を解消するため、DearOneはルネサンスに対してAmplitude分析ワークショップを開催し、データの横断的な分析環境を整えるサポートを提供しました。
ワークショップの実施とその効果
ワークショップでは、さまざまなチャネルの担当者が実際にAmplitudeを触れ、自分たちの仮説を検証する機会が与えられました。その結果、Amplitudeの月間ログインユーザー数は従来の2〜3倍に増加し、社内での利用が広がりました。
さらに、異なるタッチポイントでの課題をチャネルを横断して解決するケースも現れ、例えばファンコミュニティの問題をMA領域のメール施策で解消するなど、組織全体のデータ活用におけるレベルが向上しました。このように、分析文化がデジタルデータを通じて広がることにより、ルネサンスは顧客体験の向上に繋がる良い流れを作り出しています。
田口晶子氏のコメント
ルネサンス事業イノベーション推進部の田口晶子氏は、分析ワークショップを実施した結果、各領域のチームミーティングでも「Amplitudeで確認できるのではないか」という意見が増え、データ確認の場面がよく見受けられるようになっていると述べました。また、分析が業務に浸透し、ユーザー行動の理解がより進んでいると評価しています。
今後の展望
ルネサンスは今後、電子商取引データやユーザーIDなど基盤を整備し、Amplitudeのさらなる活用を図っていく意向であり、これにより組織全体のデータ活用能力の向上が期待されます。デジタルデータを起点にオフラインデータとの統合を進め、より包括的な顧客理解を実現することで、企業としての成長につなげていくでしょう。
Amplitudeについて
Amplitudeは、デジタル解析プラットフォームとして、企業の迅速で的確な意思決定を支援することを目的としています。現在、4,300を超える企業に導入されており、データを基にしたインサイトを抽出することで、開発されたユーザー行動に基づいた戦略を講じることを可能にします。また、Amplitudeは業界でも高く評価され、複数のカテゴリーでトップクラスのアナリティクスソリューションとして選出されています。
DearOneについて
DearOneはNTTドコモの新規事業型子会社であり、さまざまなマーテックツールを取り扱っています。デジタルプロダクトの成長を支援するプラットフォームとして、顧客体験を向上させるソリューションを提供しており、今回のAmplitude分析ワークショップもその一環といえます。今後とも、さまざまな業界においてデータ活用の重要性が増していく中で、ルネサンスのような企業が新たな価値を創造していくことが期待されます。