ユニバーサルデザインの実現
2025-11-18 17:38:09

全国初の障害当事者と共に進めるユニバーサルデザインスタジアム計画

障害当事者参加によるユニバーサルデザインのスタジアム計画



NPO法人DPI日本会議が、2025年11月から新たに「DPI当事者参画プロジェクト」を開始します。このプロジェクトは、障害者が設計段階から参画することで、全国各地にユニバーサルデザインを導入したスタジアムやアリーナ、劇場を実現しようという取り組みです。東京2020オリンピック・パラリンピックの成功例をもとに、誰もが楽しめる施設を目指します。

プロジェクトの背景と目的



東京オリンピック・パラリンピックでは、ユニバーサルデザインの基準が導入された競技施設が整備されました。この取り組みの一環として、国立競技場には500席もの車椅子席が設けられ、視界への配慮も行われ、多くの障害者が観戦できる環境が整いました。このような成功事例を全国へと広げるためには、施設の設計初期段階から障害当事者からの意見を入れることが不可欠です。

DPI日本会議では、過去に国立競技場や新秩父宮ラグビー場の設計プロジェクトで当事者の意見を取り入れた経験があります。この背景を基に、当事者の声をしっかりと反映させる活動を続けていきます。

プロジェクト概要



現在、全国で新しいスタジアムやアリーナの建設計画が続々と発表されています。本プロジェクトでは、各地の建設計画に対して障害当事者の参画を促進する活動を行います。具体的には、DPIバリアフリー部会が提案内容に関するアドバイスや資料を提供することで、地元団体の活動を支援します。

「我が地域のスタジアムを、誰もが楽しめる場所にしたい」と考える団体やグループは、ぜひDPI日本会議にご連絡ください。ともに真のユニバーサルデザインを実現するため、いい提案を考えていきましょう。

主な活動内容



  • - 当事者参画の重要性に関する啓発
障害当事者が設計に参画する重要性を広めるための啓発活動を行います。

  • - 地元の建設プロジェクトへの提言支援
各地域のスタジアムやアリーナの建設プロジェクトに対して、具体的な提言を行います。

  • - ユニバーサルデザインワークショップ(UDWS)への参加支援
障害者がよりよいデザインを提案するためのワークショップを開催し、参加の機会を提供します。

  • - 関連事例の紹介とネットワークづくり
ユニバーサルデザインに関連する成功事例を紹介し、全国的なネットワークを構築します。

お問い合わせ先



DPI日本会議 バリアフリー部会(担当:佐藤 聡)
メール: satoshi●dpi-japan.org(※●を@に変えて送信してください)

団体概要



  • - 名称: NPO法人 DPI日本会議
  • - 所在地: 東京都千代田区神田錦町3-11-8 武蔵野ビル5階
  • - 電話: 03-5282-3730
  • - FAX: 03-5282-0017
  • - URL: DPI日本会議

参考リンク



  • - 【DPI当事者参画プロジェクト紹介ページ】
詳細はこちら

全国各地で、障害者も楽しめる真のユニバーサルデザインを目指して活動していきます。皆さんもぜひ、我々のプロジェクトに参加してください。


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会社情報

会社名
NPO法人DPI日本会議
住所
東京都千代田区神田錦町千代田区神田錦町3-11-8
電話番号
03-5282-3730

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