新たな組織改善の形『yellba』が企業の口コミリスクを解消
株式会社yellbaは、2025年9月より、社員参加型の組織改善プラットフォーム『yellba』の正式提供を開始します。このプラットフォームは、企業の採用力向上と口コミリスクへの対策を目指しています。近年、企業の採用活動が口コミサイトのネガティブな投稿によって大きな影響を受けている中、yellbaはその評判を改善するための新たな手段となり得るでしょう。
口コミリスクの根本的な課題
企業の採用難はただの広報戦略の不足に留まらず、在籍中の社員が本音を言えずに退職することから始まる構造的な問題が関与しています。OpenWorkや転職会議などの口コミサイトには、退職社員からの不満が記されることが多く、それが外部の信頼低下を招いています。特に「口コミが悪かった」「社風に不安を感じた」という理由で応募を辞退する人も増えているため、企業ブランドを維持することが急務なのです。
既存の施策が抱える問題
企業が社員の声を集める手段は、目安箱や社員サーベイ、1on1と多様ですが、それぞれに課題があります。目安箱には匿名性が高い反面、個々の不満だけが集約されやすく、全体の改善には繋がりにくい側面があります。また、サーベイは傾向把握には役立ちますが、エンゲージメントが低い企業では正直な意見が引き出せないことが多いです。1on1は上司の力量に左右され、組織全体の課題解決には不十分な場合があります。
yellbaの新たな価値提案
こうした点を受けて、yellbaは社員が在籍中にリスクなく声を届けられる「対話のインフラ」を設計しました。匿名性と安全性を兼ね備えた環境で、社員が意見を投稿し、それに対する共感や支持を他の社員が示すことで、経営は重要な意見を優先的に確認・対応することができます。加えて、意見の質を保つためにガイドラインを設けることで、攻撃的な投稿や過剰なクレームを回避する仕組みも整えられています。
新機能「AIアドバイザリー」の導入
新たに搭載される「AIアドバイザリー」機能では、社員が意見を投稿する際にAIがアドバイスを提供します。この機能によって、投稿内容がガイドラインに即しているか、共感を得やすい表現になっているか、また組織にとって建設的であるかどうかをチェックできます。これにより、社員は自身の声をより価値あるものに育むことができます。
求職者に選ばれるための“信頼の仕組み”
『yellba』は、社員の声を受け止め改善に繋げる企業文化を育成します。社員の意見を尊重する姿勢は在籍者の安心感を高め、求職者にとっても魅力的に映ります。社内での声の反映が採用ブランドとなる時代において、yellbaは企業に必要な信頼の仕組みを提供します。
今後の展望
今後、yellbaはダッシュボード機能や課題管理機能のリリースを予定しており、投稿傾向や改善状況を定量化し、組織の健全性や活性度を可視化する取り組みを進めていきます。
代表者の思い
代表取締役の西川和範氏は、「社員の声は企業にとっての資産であり、企業はその声を受け入れ育てることで真の関係を築くべきだ」と語ります。yellbaは、社員が本音を言える場所を作り、企業と社員が共に成長できる未来を目指します。
製品情報
- - サービス名:組織改善プラットフォーム『yellba(いえるば)』
- - 提供形態:クラウド型SaaS
- - 提供開始日:2025年8月
- - 価格:月額3万円〜(企業ごとに変動)
- - URL:yellba 公式サイト
会社概要
- - 会社名:株式会社yellba
- - 所在地:東京都港区赤坂
- - 設立:2023年6月
- - 事業内容:組織改善プラットフォームの開発・運営や人事コンサルティングの提供など
- - URL:yellba 会社概要
yellbaが提唱する新しい対話の仕組みが、企業と社員のより良い関係を築く第一歩となることを期待しています。