ダイアナ株式会社、サステナブルなリユースで新たな循環型社会を実現へ
ダイアナ株式会社が、2023年5月13日よりサステナブルな循環型社会の実現を目指し、Free Standard株式会社が運営するブランド認定サーキュラーストア「ReLIKE(リライク)」での取り扱いを開始しました。ダイアナは、ファッション業界におけるリユースとリサイクルの重要性が高まる中、特に女性に向けて高品質な靴を提供し続けるブランドとして、その姿勢を新たな形で表現しています。
サステナブルプロジェクトの一環
「DIANA SUSTAINABLE PROJECT」を通じて、ダイアナはお客様から着用機会の少なくなった靴を収集し、リユース可能なアイテムは丁寧にメンテナンスを施して再販します。この再販から得られた利益は、全て「世界自然保護基金ジャパン(WWF)」に寄付されるため、購入を通じて環境保護に寄与することができます。また、再販不可能な製品についてもサーマルリサイクルを用いた取り組みを行っており、焼却時に発生する熱エネルギーを回収し、焼却残材を土木材料として再活用しています。こうした活動は、ダイアナの製品が次のお客様へと引き継がれ、より長く使用されることで、環境への負荷を軽減することを目指しています。
リユースの新しい選択肢
ダイアナのリユース販売は、ただの再販ではなく、商品の状態を見極めることで実現されています。リサイクルキャンペーンで収集された靴は、状態検品と査定が行われ、その後、ダイアナ独自の修理手法に基づきメンテナンスされています。これにより、貴重な一点ものとして販売されるアイテムは、リーズナブルな価格で提供され、手に取ることができるようになります。商品の状態に応じて価格が設定されており、品質と真贋が保証された商品が揃っています。
Free Standard株式会社の取り組み
ダイアナのリユース販売の裏には、Free Standard株式会社のサポートがあります。同社は、ブランドが独自の二次流通市場を構築できるようにするリコマースオペレーティングシステム「Retailor」を提供しており、多様な機能をセミカスタマイズで提供しています。「Retailor」を通じて、ブランドは自らのリユースサイトの構築や商品収集から、真贋確認、メンテナンス、保管、撮影、登録などを行うことが可能となります。
循環型社会への第一歩
「ReLIKE(リライク)」は、消費者から回収したリユース商品を丁寧にメンテナンスし、品質が保証された商品を提供する全く新しい形のサーキュラー型ストアです。ECサイトを持ちながら渋谷と吉祥寺に実店舗も構え、より多くの人々にサステナブルなファッションの選択肢を提供しています。ダイアナはこれからも、美しさと環境への配慮を両立させ、すべての女性が自分らしさを大切にしながら、持続可能な未来に向けて歩んでいけるようサポートし続けます。
まとめ
ダイアナ株式会社は、サステナブルな取り組みを通じて、ファッション業界におけるリユースとリサイクルの重要性を訴え、地球環境への配慮を大切にしています。リユース販売を通じて、消費者が環境に優しい選択ができるような仕組みを整え、持続可能な未来に貢献していくことを目指しています。ダイアナの靴を通じて、美しさとエコロジーを共存させる新たな潮流が生まれつつあります。