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映画『グレート・グリーン・ウォール』上映会を開催

2025年12月17日（水）、東洋学園大学のグローバル・コミュニケーション学部が主催する「難民映画祭パートナーズ上映会」が開催されます。この上映会は、映画を通じて難民問題への理解を深め、日本社会において共感や支援の輪を広げることを目的としています。

難民映画祭パートナーズとは

難民映画祭パートナーズは、国連UNHCR協会が主催する難民映画祭の趣旨に賛同し、さまざまな団体や企業が協力して上映会を実施する取り組みです。今回の上映作品は『グレート・グリーン・ウォール』。この映画は、アフリカのサヘル地域で起きている気候変動の影響を描いており、移民を余儀なくされる人々の実情を伝えるものです。

『グレート・グリーン・ウォール』の内容

本作では、2007年に始まった「グレート・グリーン・ウォール」と呼ばれる、アフリカ大陸を約8,000km横断する壮大な植林プロジェクトがテーマです。この計画は、砂漠化や干ばつの進行に直面する地域で、土地の劣化や食糧不足によって生じる紛争を解決しようという試みの一環です。

音楽と出会いの旅

映画の主人公は、マリ出身の著名なミュージシャン、インナ・モジャです。彼女はアフリカ各地を訪れながら、現地のミュージシャンと共に楽曲を制作し、特に女性支援の活動に力を入れています。彼女は孤児の少女たちとの出会いを通じて、「夢を信じてほしい」というメッセージを音楽に乗せて発信します。この作品は、文部科学省によって特別選定作品として認定されており、青年や成人に向けた国際理解や平和の重要性を訴えています。

当日のイベント詳細

上映会当日は、国連UNHCR協会への募金活動も行われ、多くの人々がこの活動に参加することで支援の意識を高めることが期待されます。また、参加者同士で楽しめるクイズ大会も計画されています。参加費は無料ですが、難民問題についての意識を高め、その支援に向けた機会になります。

この上映会は、ただ映画を見るだけでなく、観客一人ひとりが難民問題について深く考えるきっかけを提供します。社会の一員として貢献できるこのチャンスに、多くの人が参加することを願っています。

皆さんもぜひ、12月17日の上映会にお越しください。知識を深め、共感を育む時間を共有しましょう！

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