札幌で開催!ONEART SAPPORO展
重度の障がいを抱える子どもたちが描いたアート作品が、札幌の街に素敵な彩りを添える展覧会「ONEART SAPPORO」が、2025年の夏に開催されます。この展覧会は、子どもたちの自由な発想と表現力を、プロのアーティストが一つの作品に仕上げるというユニークなアートプロジェクトです。
展覧会の概要
「ONEART SAPPORO」の第一部は、札幌駅前地下歩行空間「チ・カ・ホ」で、8月20日から21日にわたり行われます。さらに第二部は「BAN×KARA ZONE-HS」で、8月22日から24日まで開催されます。入場は無料で、予約も不要なので、気軽に訪れていただけます。特に多くの方に足を運んでもらいたいイベントです。
開催場所・日時
日程:2025年8月20日(水)〜21日(木)
時間:常設展示(スタッフ常駐時間 10:00〜)
住所:北海道札幌市中央区北1条西
- - 第二部:BAN×KARA ZONE-HS(バンカラ)
日程:2025年8月22日(金)〜24日(日)
時間:20:00〜25:00(予定)
住所:北海道札幌市中央区南5条西6丁目ニュー桂和ビル B1F
ONEARTの理念と意義
「ONEART」は、「アートに障がいはない」という理念の元、重度障がいのある子どもたちの絵を用いて社会にアートの力を届けるプロジェクトです。アート作品の中には、企業や個人がそれをレンタルまたは購入することができるものもあり、収益の一部は奨学金として子どもたちの家庭に還元される仕組みです。
この取り組みは2016年に始まり、以来、全国のさまざまな福祉施設やデイサービスと連携してきました。これまでに30名以上のアーティストとのコラボレーションを経て、アートを通じて子どもたちの可能性を広げる機会を提供しています。
参加施設と作品制作
2025年の札幌展には、特に地元の4つの福祉施設が参加します。ここでは子どもたちが自身の視点で絵を描き、その作品が展覧会で披露されることも重要なポイントです。
1. 多機能型重症児者デイサービス「かりんの華」
2. 重症心身障害児デイサービス「ここうぇる」
3. 放課後デイ「ばおばぶ」
4. 多機能重症児者デイサービス「笑夢」
これらの施設で創作されたお絵描きの過程は、公式SNSや公式サイトのブログでも随時更新されていますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
団体「ゆめいく」の活動
「ONEART」を企画・運営するのは一般財団法人ゆめいくです。同団体は、「夢を育む」と「You make(あなたがつくる)」という二つの意味を込めて名付けられています。子どもたちが自らの力で未来を切り開くための支援を行っており、アート支援の他に無償の教育支援やシェルター活動なども行っています。
ご来場のお知らせ
入場は無料で、どなたでも気軽にお越しいただけます。また、取材や問い合わせに関しては、公式サイトに記載された連絡先から受け付けています。展覧会を通じて、子どもたちの多様な表現に触れ感動を得る機会をぜひお見逃しなく。
ご協力のお願い
「ONEART」の活動を持続的に発展させていくために、寄付や支援を広く受け付けています。子どもたちが自分らしく学び、表現するための場を提供し続けるために、皆様の温かいご協力をお願い申し上げます。