和食さと、全店にお掃除ロボットの導入完了
サトフードサービス株式会社が手がける和食ファミリーレストラン「和食さと」は、国内197店舗全店にお掃除ロボットを導入し、より快適な店内環境の実現を図っています。この取り組みは2025年2月14日までに完了し、顧客満足度の向上を目指しています。
お掃除ロボット導入の背景
お掃除ロボットの導入は、和食さとの店舗スタッフがピーク時の接客に専念できるようにするために行われました。営業時間終了後に、ロボットが店内の隅々まで掃除をしてくれるため、清掃作業の効率化が図られています。また、和食さとではすでに配膳ロボットも導入しており、DX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に推し進めています。
清掃ロボットの詳細
導入されたお掃除ロボットは、「おそうじレンタル」サービスを提供するリ・プロダクツ株式会社によるもので、アンカー・ジャパン製の「Eufy X10 Pro Omni」です。このロボットは、強力な吸引力を持ち、水拭き機能も備えており、フロア形状の複雑さに対応できる高精度なAIカメラが搭載されています。これにより、店舗内の清掃が安定して行えるようになり、従業員の負担を軽減しています。
導入効果と効率化の実現
お掃除ロボットを導入することで、開店前の清掃時間を1日あたり30分短縮し、さらに清掃にかかる工数を約0.5人時削減することができました。このロボットに業務を任せることで、スタッフは接客業務に集中できるようになります。和食さとの担当者である田中颯大氏は、「椅子やテーブルに引っかかることもなく、広いフロアを安定して清掃できます。」と、その効果を実感しています。
お客様への影響
和食さとの各店舗では、掃除だけでなく、接客や食事など、あらゆる面でお客様に心地よい体験を提供することを目指しています。堺宿院店の店長は、「お掃除ロボットにより、店舗営業終了後もサポートを受けられることがとても助かります。」とコメントしました。
今後の展望
今後は、清掃ロボットの機能をさらに活用し、キッチン内の清掃業務にも対応できるよう取り組んでいく予定です。また、AIやビッグデータを活用することで、DXをさらなるレベルに引き上げ、より快適で満足度の高い和食レストランの実現を目指します。和食さとは、お客様にとっての団らんの場をより楽しく、特別なものにするために、日々努力しています。
企業情報
和食さとは、サトフードサービスが運営する日本の和食ファミリーレストランです。安定した品質と価格で、本物の和食を楽しめるように、地元の食材を生かしたメニュー開発とオペレーション設計に取り組んでいます。29年以上の歴史を持つこのブランドは、現在も多くの人々に利用されています。