赤福の生羊羹、誕生の背景
三重県伊勢市を拠点にする赤福が、2025年5月30日から6月15日まで行われる第28回全国菓子大博覧会・北海道あさひかわ菓子博2025において、特別な商品「赤福 生羊羹」を出品します。この新作は、赤福の工夫と情熱が詰まった一品であり、職人の手によって生まれました。
「あん」の魅力を引き出す挑戦
「赤福 生羊羹」は、素材本来の風味を大切にしながら、なめらかでみずみずしい口あたりを目指して試作が重ねられました。小豆や砂糖、寒天などの素材と真摯に向き合い、微細な配合や製法の工夫を行うことで、赤福独自の「あん」を引き立てています。小豆と砂糖には、赤福餅や白餅黒餅と同じ素材を使用し、たっぷりの小豆を用いることで、豊かな風味を生み出しています。
長年の経験を基にした、みずみずしさが特徴の羊羹は、選ばれた寒天を使い、その口当たりをさらに滑らかに仕上げています。これは赤福職人の情熱が生み出した、まさに芸術品とも言える仕上がりです。
赤福の想いが詰まった商品
赤福が追求するのは、シンプルな素材から生まれる奥深い味わい。小豆へのこだわりを活かし、お客様にその魅力を伝えるために作られたのが「赤福 生羊羹(あん・しろあん)」の2種セットです。この羊羹は、赤福餅の“あん”や、白餅黒餅から造ったしろあんの味を楽しむことができ、小ぶりながらも濃厚な味わいを実現しています。
続ける挑戦の歴史
赤福は2017年、“祝盆(いわいぼん)」という限定商品で多くの人々の心を掴みました。その後の2020年には新型コロナウイルスの影響で、リアルな接触が難しくなる中、職人たちは新しい形として「白餅黒餅」を商品化しました。この商品は、赤福餅の魅力を遠方の方にも届けたいという思いから生まれたもので、多くの支持を得ることに成功しています。
赤福は「伝統を守る企業」から「伝統を守りながら挑戦する企業」へと進化を遂げ、その姿勢を「赤福 生羊羹」にも表現しています。それは、赤福の今後へ向けた意気込みそのものです。
シンプルながらも奥深い味わい
「赤福 生羊羹」は、2025年に北海道での初販売を迎え、会場で手に取ってもらえることを心から嬉しく思っています。新たながらも伝統的な赤福の魅力を、全国菓子大博覧会という特別な場で提供できることに、深い感謝の気持ちでいっぱいです。
不足しがちな贈り物として、赤福餅(12個入)の定番商品も販売されます。また、白あんと黒砂糖味のあんを楽しめる「白餅黒餅(8個入)」も、見逃せないポイントです。
商品情報
- - 商品名:赤福 生羊羹(なまようかん)
- - 内容:あん・しろあん
- - 価格:4本入 1,400円/6本入 2,100円/8本入 2,800円
- - 販売期間:2025年5月30日(金)〜6月15日(日)
- - 販売場所:第28回全国菓子大博覧会・北海道あさひかわ菓子博2025全国スイーツマーケット会場内
※ 絶対に会場限定販売となりますので、数に限りがありますのでお早めにどうぞ。