屋上緑化の新展開
2023-09-15 10:30:02
業務提携で生まれた新しい屋上緑化の取り組みと多摩産材の活用
「屋上緑化」を新たな次元へと押し上げるRooFarmとkitokitoの取り組み
東京都のハイテクな都市生活を支えながら自然との調和を目指す、合同会社RooFarmが新たな業務提携を発表しました。このたび、一般社団法人kitokitoとの提携により、多摩産材を活用した「屋上緑化商材」の開発がスタートします。このプロジェクトは「農業×林業×福祉」をテーマにしたもので、現代の都市での持続可能な生活様式を目指すものです。
業務提携契約の目的
RooFarmは、東京の屋上で育てることができる「東京おひさまベリー」という品種のイチゴを提供しています。一方、kitokitoは、障害をお持ちの方が木工作業に従事できる環境を提供し、地域に寄与することをミッションとしている法人です。今回の業務提携により、両社はそれぞれの専門性を持ち寄り、より顧客としての価値を生み出そうとしています。
多摩産材の特徴
多摩産材とは、東京都の多摩地域で生育した木材のことを指します。この木材を使用することで、地域の林業を活性化させるとともに、環境保護にもつながります。東京都内の人口が集中する中で、森の役割はますます重要になっています。東京の森林は、空気の浄化や水の供給のほか、CO2の吸収といった多数の公益的な機能を持っています。これらの機能を最大限に生かしながら、木材を活用することが、より豊かな社会の構築につながります。
「屋上用東京おひさまベリープランター」について
今回開発した屋上用のプランターは、身体的・知的・精神的な障害がある方々が作る木工作品です。kitokitoが運営する木工作業所「Wood Factory」で生産され、このプランターは東京都が認証した「とうきょうの木」を使っています。こうして生産された製品は、屋上緑化だけでなく、福祉活動にも貢献する一石二鳥のプロジェクトです。
取り組みがもたらす影響
RooFarmの屋上緑化は、ヒートアイランド現象の軽減にも寄与することが期待されており、都市生活者に新鮮な野菜や果物を提供します。屋上でのポジティブな環境作りだけでなく、kitokitoの支援を受けることで、障害者の就労の機会も創出されます。これにより、地域のコミュニティがより強固に、持続可能なものとなっていくでしょう。
会社の概要
RooFarmについて
合同会社RooFarmは「東京の気温を下げる」というミッションを持ちながら、都市環境の改善に貢献しています。屋上で苺農園を構築し、収穫までのプロセスを全てサポートする新しい形のサービスを展開しています。これにより、クライアントは自宅の屋上で新鮮なイチゴを楽しむことができます。
kitokitoについて
一般社団法人kitokitoは、「すべてはみんなの“わくわく”のために!」という理念を掲げ、国産木材を使った製品開発や木育活動を行っています。木に関する専門家として、木を通じた地域貢献と環境保護に力を入れています。
まとめ
この新しい業務提携により、RooFarmとkitokitoは、地域資源の利用と福祉の両面から都市の未来を切り開く活動をしています。新しい屋上緑化商材が皆様の暮らしにどのような影響を持つのか、今後の展開に大いに期待したいところです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社RooFarm
- 住所
- 東京都港区南青山3丁目1番36号青山丸竹ビル6F
- 電話番号
-
080-1334-7414