丹波ワイン、アジア最大級のワインコンペで輝かしい受賞
丹波ワイン株式会社から、嬉しいニュースが届きました。京都府京丹波町を拠点にする同社が、アジア最大級のワインコンペティション「第28回ジャパン・ワイン・チャレンジ 2025」において、その製造した「小式部赤(こしきぶあか)」が、最高の栄誉を受賞したのです。このコンペでは、1,000本以上のエントリーから厳選な審査が行われ、多くのワインが評価されますが、その中で「小式部赤」は、トロフィー賞と最優秀ベストバリューアワードのダブル受賞を果たしました。
最高峰の賞とコストパフォーマンスの二冠
「小式部赤」が獲得した2つの賞の詳細は以下の通りです。
1.
トロフィー賞:全エントリーの中から選定され、18のカテゴリー別に最も優れたワインに与えられる、非常に名誉ある賞です。小式部赤は、Japanese Red Wineカテゴリーでこの栄冠を勝ち取ることができました。
2.
最優秀ベストバリューアワード:価格帯が1,000円から1,999円の中で、品質と価格のバランスが最高と評価されたワインに授与されます。「小式部赤」は、その高い品質とコストパフォーマンスによりこの栄誉を受けることができました。
「小式部赤」の魅力
「小式部赤」は、日本の食文化を意識し、出汁の旨みと調和する赤ワインとして醸造されています。使用されているのは、国産のマスカット・ベーリーA種。これは、京都の風土で育てられたブドウで、その特性を最大限に生かしています。
評価されたポイント
審査員たちからは、「芳醇な赤い果実の香り」が高く評価され、さらに「柔らかな酸味」と「ふっくらとした口当たり」が印象的だと言われました。この評価は、小式部赤の特性をよく表しています。
製造におけるこだわり
小式部赤を手がけたのは、女性醸造家・内貴麻里さんです。彼女は、和食のベースとなる出汁の旨みを引き立てる味わいを追求し、穏やかなタンニンと豊かな果実味の絶妙なバランスを実現しました。これにより、普段の食事に寄り添うワインを目指しました。
製造部長のコメント
内貴麻里製造部長は、「私たちの信念は、日本の普段の食事に寄り添いつつ、気軽に楽しめるワインを提供することです。この受賞は、私たちが長年目指してきた目標が評価された証でもあります。これからも、ブドウの個性を最大限に引き出し、皆様に喜ばれるワインをお届けできるよう努力します」と、喜びを語ります。
会社概要
丹波ワイン株式会社は、京都府船井郡京丹波町に位置し、ワインの製造と販売を行っている企業です。代表取締役は黒井衛氏で、公式ウェブサイトは
こちらです。問い合わせは、電話0771-82-2002またはE-mail:
[email protected]にて受け付けています。
結論
「小式部赤」の受賞は、丹波ワインの品質と努力が国際的に認められたことを示しています。ぜひ、皆さんもこの素晴らしいワインを手に取り、その味わいを体験してみてください。