大阪でアートの共演
2025-08-18 13:29:21

パティーナ大阪でシンガポールと日本のアートが共演!多様性をテーマにした展示会開催

パティーナ大阪で開催されるアート展示『重い線、軽やかなタッチ』



2025年5月1日(木)、シンガポールのカペラホテルグループがプロデュースする日本第一号店、パティーナ大阪が開業します。この新しいラグジュアリーホテルでは、観光局やNPOと共同で、アート展示イベント「重い線、軽やかなタッチ」が8月23日から9月7日まで行われます。展示会では、知的障害の日本人アーティスト岡元俊雄氏と、ダウン症を持つシンガポールのアーティスト、フェーン・ウォン氏の作品が展示され、両者の独自の視点によって多様な表現が紹介されます。

この展示会は、多様性と共生のメッセージを体現しており、障害のあるアーティストや異なるバックグラウンドを持つクリエイターたちに表現の場を提供することを目的としています。アートを媒介にすることで、観客は互いの違いを理解し、尊重し合う機会を得ることができ、包摂的な社会の実現に向けた意義深い体験を提供します。また、パティーナ大阪が掲げる「トランスフォーマティブ・ラグジュアリー」の理念を具現化した展示となっており、訪れる人々に新たな視点と感動をもたらします。

アーティストの紹介



岡元俊雄氏



岡元俊雄氏の作品は、墨の力強いドローイングが特徴で、床に寝転んで音楽を聞きながら描かれた重なり合う線によって形作られています。一筆の線や塗り重ねる行為が、作品全体にリズムと動きを与え、多くの視点から鑑賞者に訴えかけます。岡元氏は、人物や風景、雑誌などをモチーフにしており、墨汁と割り箸を用いた独特の技法で制作されています。

フェーン・ウォン氏



一方、フェーン・ウォン氏は廃棄された掲示用紙を用いた繊細な切り絵作品が評価されています。彼女の作品は、色彩や遊び心、そして丁寧な手仕事が見事に融合しており、シンガポールで高く評価されています。2023年には「第1回 UOL × Art:Dis アート賞」でグランプリを受賞し、2024年には初の回顧展も開催。約20年にわたる彼女の創作の軌跡が披露され、多くの注目を浴びています。

展示会の詳細情報



  • - 期間: 2025年8月23日(土)~9月7日(日)
  • - 会場: パティーナ大阪 1階ギャラリースペース(入場無料)
  • - 主催: ART:DIS
  • - 後援: シンガポール観光局、パティーナ大阪
  • - 協力: やまなみ工房、国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)

この活動は、今回共催する非営利団体ART:DIS(旧称:Very Special Arts Singapore)によってサポートされています。ART:DISは芸術を通じて障害者に学びと就業の機会を提供することを目的としており、1993年に設立されました。

アート展示「重い線、軽やかなタッチ」は、単なる作品の展示を超え、訪問者に深い感動と思索の材料を提供します。多様性を重んじる社会への架け橋としての役割を果たす、この特別な展示会にぜひ足を運んでみてください。


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会社情報

会社名
NTT都市開発ホテルマネジメント株式会社 パティーナ大阪
住所
大阪府大阪市中央区馬場町3番91号
電話番号

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