freee人事労務が対応開始
フリー株式会社が提供する「freee人事労務」の新機能が、複数の労働保険情報の一元管理に対応し、さらに効率的な給与計算を実現することとなりました。この新機能により、複数の事業所を持つ企業は、各事業所ごとに必要な労働保険を容易に管理できるようになります。
労働保険とは?
労働保険は、労災保険と雇用保険の総称で、企業はそれぞれの事業所ごとに管理する義務があります。これまで、freee人事労務では、1法人につき1つの労働保険管理に限定されていましたが、今回のアップデートにより、複数の事業所を持つ企業でも、各事業所ごとの労働保険を個別に設定・管理し、給与計算や賞与計算などの必要な手続きにも対応できるようになります。
この新機能の導入は、特に以下のような企業にとって大きなメリットをもたらします。
- - 複数の事業所を運営している企業
- - 各事業所の業種や内容が異なるため、一括適用が困難な企業
新機能の特徴
freee人事労務では、事業所の労働保険の設定において、以下の基本情報を複数設定可能としています。
- - 事業所名称
- - 事業所住所
- - 事業主名
- - 電話番号
- - 労働保険番号
- - 管轄の労働局
- - 管轄の労働基準監督署
- - 雇用保険事業所番号
- - 雇用保険事業所の業種
- - 管轄のハローワーク
これにより、各事業所が持つ独自の条件に基づいて柔軟に労働保険の設定が行えるようになり、企業は煩雑な労務業務を効率的に進めることができるでしょう。特に事業所ごとに必要な書類出力や給与計算が自動化されることにより、人為的なミスを減少させ、業務の効率化を図ります。
freee人事労務の今後
freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」というビジョンを掲げ、再び独自のSaaS型クラウドサービスを充実させ、企業が自由に経営できる環境を提供しています。この新機能は、今後も進化し続けるfreeeのサービスの一環であり、企業のバックオフィス業務のさらなる効率化を促進することが期待されています。
フリー株式会社のCEOである佐々木大輔氏は、「我々の目標は、全ての企業が簡単に経営できるシステムを提供することです。この新機能を通じて、労務業務の負担を軽減し、皆さんのビジネスを支援していきたい」とコメントしています。
まとめ
freee人事労務は、複数の事業所を持つ企業にとって必須のツールとしての地位を確立しつつあります。今後のビジネス環境において、企業が求める労務管理の効率化に応えるため、引き続き新たな機能やサービスの提供が期待されます。本記事で紹介した新機能は、ぜひ試してみる価値があるでしょう。
会社概要
- - 会社名: フリー株式会社
- - 代表者: CEO 佐々木大輔
- - 設立日: 2012年7月9日
- - 所在地: 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー21F
詳しくは公式サイトをご覧ください:
freee人事労務