障害福祉を支える新拠点、パーソルネクステージ札幌オフィスが開設
2024年9月2日、障害者雇用とテレワークの融合を目指すパーソルネクステージが、北海道初となる札幌オフィスをオープンします。この新拠点は、障害者が自分のライフスタイルに合わせて働く機会を提供し、一般就労へのサポートを強化する目的で設立されました。
札幌オフィスオープンの背景
札幌市では「さっぽろ障がい者プラン2024」を策定しており、障害者が能力を発揮し、共生できる社会を実現するための取り組みが進められています。特に、一般就労の促進を図るために、自治体はDXリスキリング講座などを実施し雇用機会を増やしています。
その中で、パーソルネクステージは、精神障害を持つ方を中心に利用者を受け入れ、実践的な業務経験を通じて一般就労に向けた支援を行っています。新たな札幌オフィスは、障害のある方々に新しい選択肢を提供し、一般就労を後押しすることを目指しています。
パーソルネクステージの特徴
パーソルネクステージは障害者が一般企業で働くためのスキルを身につけることを目的とした就労継続支援A型事業所です。さまざまな企業との提携により、テレワークが可能なPC業務に特化した業務を提供しています。
1. 人事制度と勤務環境
一般企業と同様に評価制度を設けており、半期ごとに評価面談を実施しています。こうした制度により、利用者は自分のスキルを活かした仕事を担当することが可能です。賞与制度や社会保険も整備されており、年間休日は128日と勤めやすい環境が整っています。
2. スキルと経験の習得
全国の企業から委託された60種類以上の業務から、自分に合った仕事を選べるのが大きな特徴です。IT業務を中心に、Webサイト制作や事務作業など多岐にわたる経験を積むことができ、必要なスキルを身につけることができます。資格取得も支援しており、教育プログラムも充実しています。
3. 就職サポート
各拠点には国家資格を持つキャリアコンサルタントが在籍しており、就職活動のサポートを受けることが可能です。一般企業と同じ環境で経験を積みながら、徐々に働く時間や業務範囲を広げていきます。
4. パーソルグループのノウハウ
パーソルグループでは、約2,990人の障害者が活躍しています。豊富な就労支援のノウハウをもとに、企業との間で適切な雇用環境を整えるサポートも行っています。
新しくオープンした札幌オフィスでは、17名の利用者が参加予定で、情報登録や求人票作成などを行いながら一般就労に向けたスキルを積んでいきます。多様な働き方を提供し、障害のある方々が自信を持って活躍できる場を作ることを期待しています。
パーソルネクステージ札幌概要
- - 住所: 札幌市中央区南一条東2丁目3-2マツヒロビル6階
- - 業務内容: 一般事務、Web制作、サイト運営、デザイン業務など
- - 連絡先: TEL: 03-6385-0800, メール: [email protected]
- - 応募方法: パーソルネクステージ公式HPでの募集要項確認
新しい札幌オフィスが、北海道における障害者支援の一翼を担うことを期待しています。