オーデマ ピゲ150周年の祝典
スイスの高級時計メーカー、オーデマ ピゲは、創業150周年を記念した特別イベント「ハウス オブ ワンダーズ展」を開催しました。この展覧会は、東京・銀座の銀座ソニーパークで行われ、10月10日から一般公開されています。展示は、1865年に設立されたブランドの深い歴史と革新を紹介する没入型の体験を提供します。
オーデマ ピゲのCEO、イラリア・レスタが昨年の就任以来初の来日を果たし、オーデマ ピゲ ジャパンのCEOであるフレデリック・レイスと共に、集まったコレクターや時計愛好家たちを迎えました。イベントは、ブランドの150年の歩みを振り返る感慨深い機会となりました。
ハウス オブ ワンダーズ展の概要
「ハウス オブ ワンダーズ展」は、銀座・並木通りに位置し、2フロアにわたるテーマ別の展示が施されています。1875年、スイスのル・ブラッシュで創業されたオーデマ ピゲの再現デザインを体感できるスペースです。会場のコンセプトは、同社の初代工房の隣に構築された新しい工房を模したもので、大きな窓が特徴です。
ヒストリーを感じる「時のギャラリー」
展示の中でも特に注目を集めているのが「時のギャラリー」です。このエリアでは、オーデマ ピゲが家族経営を貫く中で大切にしてきた「家族」と「人」をテーマに、歴史的な写真やアーカイブのレプリカが並びます。訪れる人々は、過去のムーブメントとともに、ブランドのルーツを感じることができるでしょう。
機械式時計の秘密を探る「機械のひみつ」
さらに「機械のひみつ」では、ムーブメント作りの過程を展示しており、ゲストは実際に職人による製作プロセスを目の前で見ることができます。特に、機械式時計がどのように一つの作品に仕上がるのか、その工程を見ることで、オーデマ ピゲが誇る精緻な時計の魅力を強く実感できるはずです。技術スタッフによる詳細な解説も行われており、このエリアは特に時計愛好者にはたまらない空間となっています。
最先端のVR体験「アイデアの旅」
ジュネーブを拠点とするVR制作会社ドリームスケープ社との協力による「アイデアの旅」では、ビジュアルとサウンドを駆使し、全く新しいワンダーの世界が広がります。最先端のフルトラッキング技術を駆使したこの体験によって、ゲストはまるで異次元に迷い込んだような感覚を味わえます。
会場の華やかさと特別なミュージックパフォーマンス
セレブレーションイベントでは、スノーマンの渡辺翔太やVERBAL、玉木宏、田中みな実、山本美月など、幅広いジャンルのセレブリティが集まりました。会場の装飾は、オーデマ ピゲの起源を称えたものが施され、特別なミュージックパフォーマンスも行われました。ゲストたちは、音楽やトークを楽しみながら特別な夜を過ごしました。
展覧会の詳細
「ハウス オブ ワンダーズ展」は2025年11月10日から2026年4月30日まで開催されます。入場は無料で、予約優先で受け付けています。オーデマ ピゲの公式ウェブサイトから予約が可能で、来場予定の方は詳細を確認することができます。展示は11:30から19:30まで行われ、最終入場は18:30頃です。
- - 住所: 東京都中央区銀座6-7-12
- - お問合せ: 特別展事務局 03-6830-0025
オーデマ ピゲは、今なお創業者の家族による経営が行われている最古のウォッチブランドの一つです。これからも高級時計業界の最前線で輝き続けることでしょう。