Plus WとAOTS寄附講座事業の概要
グローバル人材会社の
Plus W(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長の櫻井稚子)は、一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)による寄附講座事業に採択されました。このプログラムを通じて、パキスタン名門の
国立科学技術大学(NUST)にて、IT関連の講座が提供されることが決まりました。この取り組みは、近年急速に進化しているIT業界において、両国の若手人材に新たな機会を提供することを目的としています。
課題と目指すべき方向性
少子高齢化が進む日本において、働き手の不足は深刻な問題です。この課題に対し、Plus Wはパキスタンの豊富なITリソースを活用することで、両国間の人材交流を強化しています。パキスタンは年間約2万人のエンジニアを輩出し、20代前半の人口を抱える国として、将来的な成長が期待される地域です。
日本とパキスタンの連携
Plus Wは、すでにパキスタンとの連携を深めており、先日は国立科学技術大学内に
日パ人材交流センターを設立するための覚書(MOA)を締結しました。このセンターでは、日本での就職を希望する学生に向けた情報提供やプロジェクトを実施し、来月には具体的な活動が開始される予定です。このように双方のニーズを満たす取り組みが行われることは、両国の経済にとってもプラスとなるでしょう。
寄附講座の内容
寄附講座は、AI・データサイエンス・IoTを中心とした内容で全10回を予定しています。具体的には、次のような講座が提供されます。
- - AI開発講座:機械学習を利用したWebサービス作成を学ぶ。
- - AI活用講座:デジタルの変革プロセスの課題を解決する方法を学ぶ。
- - 実践データサイエンス講座:データサイエンスの基礎と応用を演習で学ぶ。
- - IoT講座:IoTの全体構造と技術を理解する。
これに加え、日本のマーケットやデジタル変革の現状、キャリアデザイン構築のためのワークショップも実施される予定です。
NUSTの特色
パキスタン国立科学技術大学は1991年に設立され、首都イスラマバードに位置する男女共学の大学です。現在、約18,000名の学生が在籍しており、特にテクノロジー分野においては専門性の高い教育を行っています。卒業生は国内外で高い評価を得ており、世界のIT市場においても通用する人材を輩出しています。
期待される成果
寄附講座に採択されたことにより、Plus Wは即戦力となる高度IT人材の育成に積極的に取り組む意向です。また、NUSTの就職課のトップ、アルーバ・ギラーニさんの期待の下、卒業生がPlus Wでの就職を選ぶ機会が増加することが期待されています。これにより、日本のIT人材不足解消の一助とすることが目指されています。
総括
経済産業省のデータによれば、日本は2030年に約79万人のIT人材が不足すると見込まれており、この問題は急務です。英語に堪能でITスキルに優れたパキスタンの人材と手を組むことで、日本企業にとっても新たな可能性を開くことが見込まれます。Plus Wは、パキスタン内の現地拠点を通じて、若手人材との関係構築を進めていきます。今後2025年までに、100名のエンジニアを採用することを目指して、事業を展開していく予定です。