文化財の未来を担う
2026-05-13 15:21:01

東京藝術大学における第20回お仏壇のはせがわ賞の受賞者決定

日本文化と技術の継承を目指すお仏壇のはせがわ賞



千年を超える歴史を持つ日本の文化や技術を未来へ伝えるため、2025年度の東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻には特別な栄誉が与えられました。それが「第20回お仏壇のはせがわ賞」と「第16回お仏壇のはせがわ賞特別賞」です。この賞は、文化財の保存・修復における技術の継承を目的としており、2007年から毎年開催されています。

お仏壇のはせがわ賞とは


株式会社はせがわは、お仏壇や墓石の販売を主な事業としている企業です。同社は、「文化財を守る技術を伝え残すことが、日本の美と心を次の世代につなぐこと」という理念のもと、東京藝術大学において優秀作品を表彰するのです。今回の賞に選ばれたのは、修士課程の堀内七海氏の作品です。

受賞作品とその背景


堀内氏が受賞した作品は、東京藝術大学所蔵の「阿弥陀三尊来迎図」の模写と装潢であります。この作品は、鎌倉時代に描かれ、金泥や金箔を使った手法により、極めて美しい表現がなされています。右下には八人の念仏行者が描かれ、その柔和な表情が印象的で、作品が持つ荘厳性を強調しているのが特徴的です。

「この度は、お仏壇のはせがわ賞という栄えある賞をいただき、心より感謝申し上げます。私の研究を支えてくださった全ての方々に感謝し、この経験をぜひ今後に活かしたいです」と堀内氏はコメントしています。

特別賞の受賞者


また、特別賞には博士課程の張彬文氏と王工一氏が選ばれました。張氏の研究は、「大型板絵の制作技法」に関するもので、元興寺蔵の重要文化財《板絵智光曼荼羅》を通じて、日本における板絵制作の実態を探求しました。王氏は、鎌倉時代の木彫像の復元研究を行い、東京藝術大学蔵の木造毘沙門天立像を用いてその技法を解説しました。ふたりは共に、自身の研究を通じて、日本の伝統技術の重要性を理解し、未来への架け橋となる役割を担っています。

持続可能な社会への貢献


株式会社はせがわは、これらの活動を通じて、日本の文化や技術の伝承を重要な課題とし、サステナビリティに対する取り組みを推進しています。文化財の保存や技術の継承は、企業としての側面にとどまらず、日本全体の文化を支える重要な活動となるのです。はせがわは、1929年から続く企業理念のもと、「心の平和と生きる力」を提供することを目指しています。これからも、次世代への貢献を続けていくことでしょう。

終わりに


このようにお仏壇のはせがわ賞は、受賞者の功績を称えるだけではなく、日本の文化財保存に関する研究を飛躍させる重要なイベントでもあります。未来の技術者たちが文化を守り続ける姿を、私たちは見守り続けたいと思います。




画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

会社情報

会社名
株式会社はせがわ
住所
東京都文京区後楽1-5-3後楽国際ビルディング7階
電話番号
0570-01-7676

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。