大阪万博から半世紀、UCCの復刻缶コーヒーが登場！

UCC上島珈琲株式会社が、1969年に誕生した世界初の缶コーヒー『UCCコーヒーミルク入り』の再販を発表しました。発売日は2025年の4月7日、数量限定にて提供されるこの復刻缶には、当時の味わいと懐かしいパッケージデザインが見事に再現されています。

当初、UCCグループの創業者、上島忠雄が「いつでも、どこでも、一人でも多くの人においしいコーヒーを届けたい」という思いのもとに開発が始められ、1969年に世に出たこの商品。しかし、発売からすぐには売れ行きが良くありませんでした。ところが、1970年の日本万国博覧会でその魅力が認知され、瞬く間に日本全体に広まっていきました。缶コーヒーとしての新たな飲用スタイルを確立したこの商品は、以来56年もの間、多くの人々に愛され続けています。

この復刻缶は、発売当時のレシピを踏襲しており、しっかりとした甘さとうまみのあるコーヒー感が特徴です。具体的には、レギュラーコーヒー100％を使用し、乳飲料としての規格に則って製造されています。また、パッケージには、1969年から1978年まで使用されていた初代のデザインが再現されています。このデザインは、茶色、白色、赤色の3色を効果的に組み合わせ、視覚的にも多くの人々に親しまれてきました。

UCCは「いつでも、どこでも、一人でも多くの人においしいコーヒーを届けたい」という創業当初の思いを大切にしながら、新たなスタートを切ることを目指しています。この復刻缶は、単なる飲料としてだけでなく、当時の文化や思い出をも感じられる商品となっているのです。

発売予定のこの製品は、全国のコンビニエンスストアや量販店、オンラインストアなどで販売され、希望小売価格は税抜き125円となっています。240g当たりのカロリーは44kcalに設定されています。

特に、UCCの“ミルクコーヒー”は、昭和100年の2025年に合わせての限定リリースとなっており、世代を超えて多くの人に受け入れられてきた理由や魅力を再確認できるチャンスです。

また、UCCでは今後も新たなテイストやマンネリに新風を吹き込む商品開発を進めて、さらに多くの消費者のニーズに応えることを考えています。消費者にとって愛着のあるブランドの存在は貴重であり、UCCの取り組みはその期待に応えるものとなるでしょう。花やコーヒーの香りが高まる春、復刻缶で懐かしい味わいを楽しむことができる贅沢なひとときをお楽しみください。