園のカリキュラムに哲学対話を導入した初の試み
佐賀県にある社会福祉法人みずものがたりが運営する保育事業おへそグループが、子どもたちに哲学を学ばせる新しい取り組みを行っています。本法人は2012年に日本で初めて園のカリキュラムに哲学対話を導入し、3歳から6年生までの子どもたちがその活動に積極的に取り組んできました。この度、その様子を映像で公開しています。
「こども哲学」の映像公開
おへそグループは、子どもたちが自らの思考を深め、様々な視点から物事を考える力を育てることを目的に、「こども哲学」という取り組みを行っています。この活動では、子どもたち同士や保育士との対話を通じて、自らの意見を表現し、他者の意見に耳を傾ける力を養っていきます。このたび公開された映像には、子どもたちが「こども哲学」に取り組む姿が収められており、その中で彼らがどのように考え、感じ、成長してきたのかが映し出されています。
映像は
こちらからご覧いただけます。
当園の理念と経緯
おへそ保育園は2011年に開園し、株式会社ミズの運営のもとで、認可外保育施設としてスタートしました。2012年に哲学対話のプログラムを導入し以降、子どもたちに思考力や表現力を鍛える場を提供しています。2016年には社会福祉法人みずものがたりとして法人化され、現在は幼保連携型認定こども園や学童クラブも展開するまでに成長を遂げました。
これまでの軌跡
- - 2011年: おへそ保育園開園
- - 2012年: 哲学対話の取り組み開始
- - 2016年: 社会福祉法人みずものがたり設立
- - 2017年: 幼保連携型認定こども園「おへそこども園」開園
- - 2018年: 企業主導型保育事業「おへそつながり」開園
このような取り組みを通じて、子どもたちには多様な価値観や考え方を学ぶ場を提供し、より豊かな人間性を育むことを目指しています。
お問い合わせ
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多くの方々にこの取り組みを知っていただき、子どもたちの成長を一緒に見守っていただければと思います。