京菓子處鼓月の新たな挑戦
創業から80年を迎えた株式会社鼓月は、京都市に拠点を置き、長年にわたり日本の伝統菓子である京菓子を作り続けてきました。その鼓月が、2025年10月2日に新たに立ち上げる和生菓子ブランド「月とうさぎ」の誕生が発表されました。場所は京阪百貨店守口店の地階食品フロアで、訪れる人々に新鮮な和菓子の魅力をお届けします。
コンセプトは「自分への、ささやかなごほうび」
「月とうさぎ」は、ただの贈り物ではなく、自分自身へのご褒美として和菓子を楽しむという新しいコンセプトを持っています。日常の中で、少しだけ特別な時間を持つために、季節ごとの美味しさを感じられる菓子を提供することに重きを置いています。特に、「月の夜に自分自身と向き合う」といった場面を想起させるような、静かで落ち着いた和菓子の数々がラインアップされます。
こだわりの和生菓子
この新ブランドの中でも特に力を入れているのが「つぶ餡のおはぎ」や「こし餡のおはぎ」、さらには「京きなこ」を使用したおはぎなど、各種和菓子です。それぞれは厳選された素材を使用し、製法にも徹底的なこだわりが見えます。特に「つぶ餡のおはぎ」は、水分量や餅と餡の比率を何度も調整し、理想的な食感と味わいを追求しています。
販売商品(抜粋)
もっちりとした道明寺餅に粒餅をたっぷりとまとわせ、小豆の風味が豊かです。
絹のようになめらかなこし餡で包む上品なおはぎ。
きなこの香ばしさが感じられる優しい味わい。
弾力のある餅で甘じょっぱいみたらしタレとともに。
醤油風味が引き立つ黒糖の甘みを活かした一品。
「月とうさぎ」への期待
「月とうさぎ」という名前には、月の光に照らされた夜空にウサギが描かれているかのような、美しいイメージが込められています。和生菓子が持つ伝統を守りながらも、現代に合ったスタイルを提案することで、幅広い世代の人々に支持されることを目指します。
この新ブランドの立ち上げにより、鼓月は強い関心を持つ消費者層にアプローチし、より多くの人々に日本の和菓子の魅力を伝えていくでしょう。今後どのような新しい商品が展開されるのか、非常に楽しみです。京都の伝統を大切にしつつ、新しい魅力を引き出していく「月とうさぎ」の成長に目が離せません。
店舗情報
- - 店舗名:月とうさぎ京阪百貨店守口店(地階食品フロア)
- - 所在地:大阪府守口市河原町8番3号
- - 営業時間:10:00〜19:30
- - 電話番号:06-6993-6909
京菓子處鼓月の挑戦はこれからも続きます。伝統を守りつつ、新しい風を吹き込む「月とうさぎ」の商品をぜひお試しください。