大学生アンケート調査を提携した新展開
大学生向けリサーチメニューの開始
「僕と私と株式会社」は、Z世代をターゲットにした企画・マーケティングを専門としており、2024年10月から現役大学生を対象としたアンケート調査メニューをスタートします。これは、日本最大級の学生団体である「AGESTOCK(エイジストック)実行委員会」と手を組んで実現するもので、特に首都圏の大学生約600名に参加してもらいます。
学生市場調査の課題
大学生の消費行動や価値観は、マーケティング戦略を考える上で欠かせない情報です。しかし、これまで企業や研究機関が抱えてきた課題がいくつかあります。具体的には、次の三点です。
1.
サンプルの収集:アクセスできる学生の数が限られており、十分なデータを得ることが難しい。
2.
回答の質:従来の方法では学生の本音を引き出せていない。
3.
最新トレンドの把握:学生文化や嗜好が急速に変化する中で、リアルタイムにそれを捉えることができていない。
これらの課題は、製品開発やマーケティング戦略に悪影響を及ぼしていました。
学生団体との連携
その解決策として、「僕と私と株式会社」はAGESTOCK実行委員会との提携を決定。AGESTOCKは首都圏の65大学にわたる約600名の大学生から構成されています。主な活動は、イベント制作、広報活動、渉外活動の3つ。特に、学生最大規模のイベントを開催している点が注目です。
- - イベント制作:過去には代々木第一体育館や日本武道館でイベントを行い、学生参加の場を提供。
- - 広報活動:30,000人を超えるSNSフォロワーやWEBマガジン、フリーペーパーを通じて情報発信。
- - 渉外活動:企業との協業や学生マーケティングにシフトして価値を提供。
提携による3つの実現
この提携で実現するのは以下の三点です。
1.
学生によるアプローチ:学生団体を通じて、より多くの有効な回答を得る。
2.
学生の視点での調査設計:学生ならではの視点を活かして、深いインサイトを引き出す。
3.
リアルタイムトレンドの把握:最新の学生文化を迅速に捉え、適切に対応する。
これにより、若年層特有の消費傾向に関するデータをより正確に把握できるようになります。
消費行動に関するインサイト調査
「僕と私と株式会社」では、AGESTOCK団員を対象に消費行動や意識に関する調査を行いました。それによると、9割以上の学生がエモーショナルな理由(感動や共感)で消費する傾向が強いことがわかりました。この知見をもとに、今後のマーケティング戦略や商品の開発に活用していく計画です。
会社および団体概要
AGESTOCK実行委員会は2006年に設立された、学生を中心にイベント企画・制作を行う団体です。600名が在籍し、様々なバックグラウンドを持った学生が集結し、イベントや広報活動を展開しています。
「僕と私と株式会社」は、Z世代向けの企画・マーケティングを行い、時代の流れを反映したビジネスを促進しています。今後はこのパートナーシップを通じて、より多くの学生の声を形にしていくことを目指します。