株式会社Unitoが実施した最新の資金調達
東京都目黒区に本社を置く株式会社Unito(ユニット)が、成長を目指して新たな資金調達を実施しました。この度、同社はアニマルスピリッツ合同会社をリード投資家に迎え、みずほキャピタルやAGキャピタル、個人投資家の田中渓氏と共に、シリーズDラウンドのファーストクローズを行い、運営資金を確保しました。
資金調達の概要
具体的な調達金額は公開されていませんが、資金の主な用途については報告されています。Unitoがこの資金を用いて目指すのは、運営物件数・拠点数の拡大や、M&Aを通じた事業の成長、そして優れた人材の確保です。このことにより、それぞれの利用者に対しより最適なサービスを提供する体制を整えることを意図しています。
事業モデルと「リレント」
Unitoが提供するのは、利用した日数分だけ家賃を支払う画期的な住まいの形、「リレント」です。このシステムでは、入居者が外泊する日をオンラインで申請することにより、その日数に応じて家賃が減額される仕組みを採用。これにより、入居者はフレキシブルに住まうことが可能になります。また、この部屋はホテルや民泊として提供され、利用者にとっても新たな選択肢を提供しています。
このシステムは特許を取得しており、賃貸と宿泊の両面での可能性を拡げる独自性が特長です。これにより安定した高稼働率を達成しつつ、収益の最大化にも寄与しています。
現在のノウハウと今後の展望
Unitoは2020年にサービスを開始し、これまでに会員数が7.7万人を超え、113棟845室を展開しています。今後は、デジタルノマドビザの導入や万博開催という新たな潮流を背景に、訪日外国人による中長期滞在ニーズも高まることが見込まれます。それに伴い、“フレキシブルリビングカルチャー”を提案し、Unitoのサービスを通じて新たな住まいの形を体験できる機会が増えることが期待されています。
「暮らしの最適化の追求」
Unitoのミッションは「暮らしの最適化の追求」です。「住む」と「泊まる」の境界を取り払い、各個人にとって最適な生活スタイルを実現するための事業展開を進めています。新しい住まいのスタイルとして、今後も進化し続けるUnitoに注目が集まります。
今回はパートナー企業からのサポートのもと、さらに質の高いサービスを提供し続ける体制を整えることに成功しました。今後の成長を見守る中で、Unitoがどのように新たな暮らし方を提案していくのか、その動向から目が離せません。
企業からのお知らせ
また、今回の資金調達に伴い、Unitoではキャリアに興味がある方を対象とした採用イベントも開催予定です。会社の文化や業務内容に触れられる貴重な機会となっていますので、興味がある方はぜひ参加してみてください。詳細な情報はUnitoの公式サイトにて随時更新されるとのことです。
まとめ
株式会社Unitoの新たな資金調達は、今後の事業拡大に向けた重要な一歩となります。一人一人に最適な暮らしを提供するため着実に成長している同社に期待が寄せられています。