伯東タイランド、ROCK ENGINEERING社と独占代理店契約を締結しインド市場へ挑戦

伯東タイランド、ROCK ENGINEERING社とインド市場への新たな一歩

伯東タイランドは、タイに本社を置くROCK ENGINEERING社と独占代理店契約を結び、インド市場に新たに挑戦することを発表しました。この契約により、伯東タイランドは同社の排水処理装置を活用し、インドが抱える水不足や工業排水による水質汚染の問題に立ち向かう「Zero Liquid Discharge（ZLD）」ソリューションを提供します。これにより、持続可能な資源管理と環境保護の両立を目指します。

ROCK ENGINEERING社とその技術

ROCK ENGINEERING社は、排水処理用の真空乾燥装置およびMVR（Mechanical Vapor Recompression）蒸留濃縮装置を製造しており、タイ国内に工場を構えています。ASEAN地域を中心に、さまざまな産業に向けて50社以上に納入した実績があります。彼らの技術は、工場からの排水削減と水のリサイクルを実現し、顧客の環境保全活動をサポートしています。

特に、MVR技術は、廃液から蒸発した水蒸気を再圧縮して温度を上昇させ、そこから得られた熱を再利用することで、効率的な蒸留を実現します。この技術の導入により、工業プロセスでの水の使用効率が飛躍的に向上します。

インド市場における挑戦

インドは急成長を続ける市場である一方、水資源の不足と工業排水による水質汚染という深刻な問題に直面しています。このため、企業はより持続可能な方法で水を管理し、環境への負荷を減らす必要があります。伯東タイランドは、ROCK ENGINEERING社との協力により、これらの課題に対処するための革新的な技術を提供し、インド市場へ大胆に進出します。

伯東株式会社について

伯東株式会社は1953年に設立され、以降ずっと工業薬品のメーカーおよび技術商社として活動を続けています。顧客に対して最新の情報と技術を提供し、生産の効率化を図ることを使命としています。企業活動を通じて目指すのは「人、技術、自然環境の共存」であり、先進技術が社会に貢献する未来を信じています。

このように、環境保全と経済成長を両立させるために新たな取り組みを進めている伯東タイランドの今後の展開に、ますます注目が集まることでしょう。インド市場での新たな挑戦が実を結ぶことを期待しています。