レッジョ・エミリア展
2024-12-26 16:49:19

日本初公開のレッジョ・エミリア・アプローチ国際展覧会の魅力とは

レッジョ・エミリア・アプローチの国際展覧会の魅力



近年、教育現場でのデジタル技術の活用が注目されていますが、これに先駆けて展開されているのがイタリア・レッジョ・エミリアで発展した「レッジョ・エミリア・アプローチ」です。1990年代にアメリカ版ニューズウィークで「世界で最も先端的な幼児教育」と評価されたこのアプローチは、OECDのレポートでも紹介され、その独自の教育方法は国際的な注目を集めています。

2025年1月18日から、日本初開催となる国際展覧会「ボーダークロッシングス展 —行き来する、その先へ—」が実施され、子どもと自然、デジタルというテーマのもと、多彩な展示が展開されます。この展覧会では、乳児保育園や幼児学校での具体的な探究活動が紹介され、参加者は子どもたちの表現と創造力のプロセスを実際に体験できます。

展覧会の見どころ



本展では、デジタルツールを活用した子どもたちの物語が豊富なパネルと映像資料を通じて紹介されます。その一例として、園庭に咲くパッションフラワーを観察し、その美しさをデジタルで表現する子どもたちのアプローチがあります。こうした活動によって、デジタルとアナログの境界が曖昧になり、表現の形式も多様化しています。

また、展覧会ではアトリエ環境が再現され、参加者は自然物やデジタル素材の「出会い」の中で創造力を刺激される体験が出来ます。特に、五感を開放して新たな問いを見出す場として設計されたアトリエは、訪れるすべての人々に豊かな学びの機会を提供します。

開催地と関連イベント



展覧会は東京のイタリア文化会館を皮切りに、石川県加賀市や長野県軽井沢市でも開催される予定です。また、各地でワークショップやシンポジウムも設けられており、実際の教育現場での取り組みを学ぶ良い機会となっています。特に、東京会場のオープニングシンポジウムでは、現地からの教育者がレッジョ・エミリア・アプローチの魅力を語る予定です。

参加者にとっての意義



この展覧会は、デジタル技術が子どもたちの学びにどう関与するかをじっくりと考えさせられる良い機会です。「自然とデジタル」というテーマは、一見矛盾しているようですが、実際には互いに補完し合う関係であることが示されています。子どもたちが自らの想像力を駆使し、新たな表現を生み出す過程を通じて、大人たちも多くを学ぶことができるでしょう。

参加者はぜひ、このユニークな教育体験を通じて、新たな視点や思考の広がりを身につけ、未来の教育や子育てに役立ててほしいと思います。皆様のご来場を心よりお待ちしております!


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会社情報

会社名
まちの研究所株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷1-23-21co-lab渋谷キャスト
電話番号
070-5553-4019

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