フィード・ワンが従業員持株会を強化する特別奨励金スキームを導入
フィード・ワン株式会社は、設立10周年を迎える2023年10月1日に、従業員への人的資本投資の一環として、特別奨励金スキームを導入することを発表しました。この新たな取り組みは、従業員がフィード・ワンの株式を取得する機会を提供し、経営参画意識の向上やエンゲージメント促進を図るものです。
特別奨励金スキームの目的
フィード・ワンは、持株会を通じて従業員が自らの資産形成を行うことを目指し、特別奨励金を支給しています。設立から約8年間、フィード・ワンは協同飼料株式会社と日本配合飼料株式会社が統合して生まれた企業であり、従業員の意欲向上を図るべく、今回のスキームが導入されました。このスキームを通じて従業員が経営に参画し、フィード・ワンの中長期的な株主価値の向上に寄与できることを期待しています。
10周年を祝うこの新制度では、持株会の会員一人当たりに10万円の特別奨励金が支給されます。これは、より多くの従業員が株主およびその価値を共有するための一環として位置づけられています。
スキームの具体的な概要
特別奨励金スキームは以下のような流れで運営されます:
1. フィード・ワンが持株会の会員に特別奨励金を支給します。
2. 会員は受け取った奨励金を持株会に拠出し、資産を形成します。
3. 拠出された特別奨励金は、持株会を通じてフィード・ワンの株式を市場から取得するために用いられます。
4. 取得された株式は、みずほ証券株式会社が株式事務を管理し、会員ごとに配分されます。会員は自身の証券口座にその株式を引き出すことが可能です。
株式の配分について
このスキームの一環として、フィード・ワンは、2025年3月31日時点で従業員であり、2025年5月31日時点で持株会の会員となる者に対して特別奨励金を支給します。これにより、従業員が会社とともに成長できる環境が整います。
今後の展望
フィード・ワンは、このスキームを通じて、持株会未加入の従業員にも参加を促し、さらなる経営参画を目指しています。特別奨励金が導入されたことにより、社員のモチベーションが高まり、ひいては企業全体の成長につながることを期待しています。
今回の特別奨励金スキームは、フィード・ワンの連結業績にもごくわずかな影響があるとされていますが、すでに業績予想に織り込まれているとのことです。
会社概要
- - 会社名: フィード・ワン株式会社
- - 代表者: 庄司 英洋
- - 所在地: 神奈川県横浜市西区みなとみらい5丁目1番2号
- - 設立: 2014年10月
- - 資本金: 100億円
- - 事業内容: 配合飼料の製造・販売、畜水産物の仕入・販売・生産・加工等
続けて、フィード・ワンのコーポレートサイトやサステナビリティ情報、SNSアカウントもチェックしてみてください。これからのフィード・ワンの展開に目が離せません!