菅島の離島広報拠点「はなれじまキャンパス」
三重県鳥羽市に位置する菅島で、大学生たちが主体となり新たな広報・交流拠点の整備が進められています。このプロジェクトは、「はなれじま広報部」を運営するアトリア合同会社と、関西大学、横浜国立大学、大阪信用金庫が協力して実施しています。目的は地域の魅力を広め、島内外の交流を深めることです。
プロジェクトの背景
2026年3月、菅島にて行われる予定のワークショップでは、横浜国立大学の学生たちが物件の活用法について議論します。この取り組みは、リーダーシップや地域貢献にもつながります。56名の学生が参加し、実際の作業を通じて多くのことを学ぶ機会にもなっています。
空き家を活用する意義
「はなれじまキャンパス in 菅島」は、空き家を改修して拠点とするプロジェクトです。4か月間にわたる整備プロセスは、学生や地域住民との共同作業が特徴です。片付けや壁塗り、照明の搬入など、手を動かしながら様々な作業を行い、徐々に拠点としての形が整ってきています。
大学生との取り組み
大学生との協働は、このプロジェクトでの重要な要素です。多くの大学生は島へ行ったことがなく、菅島での体験は新しい発見となっています。彼らにとって、教科書では得られない貴重な経験が得られるでしょう。特に、地域の経済や文化を体感しながら、島の課題や可能性を考えるきっかけになります。
菅島の選定理由
多数の離島の中から菅島を選んだ理由は、その地理的条件と規模にあります。420人の小さなコミュニティは、深く関わるには最適です。また、フェリーで本土から15分というアクセスの良さもあり、訪れやすい環境が整っています。今後は、学生のフィールドワークや企業研修にも活用される素地があります。
将来の活用計画
整備が完了した「はなれじまキャンパス」は、広報拠点だけでなく、学びの場や交流の場としても活用される予定です。すでに、学生による学習支援や企業向けの研修プログラムも計画されています。島に特有の活動と組み合わせながら、地域創生に寄与することを目指しています。
地域交流の重視
今後、この拠点は島の人々が交流しやすい場所になることを目指しています。地元住民からの関心も高く、「何ができるのか」など、具体的な提案が寄せられています。各自が持ち寄った知識や経験が交差する場を創出することで、共に成長できる地域の拠点を形成していくつもりです。
プロジェクト参加者
本プロジェクトは、はなれじま広報部が中心となり、関西大学や横浜国立大学の学生が実践的な学びを深める手助けがあります。また、大阪信用金庫も関与し、各大学との連携を強化しています。プロジェクトの設計は株式会社HYLEN Architectsが担当し、実空間としての質を高めています。
このプロジェクトが成功すれば、他の離島においてもモデルケースとなり、さらなる発展へとつながる可能性があります。みんなが手を取り合い、「菅島」の未来を一緒に創り上げていくことが待ち遠しいです。