遠泳実習の魅力
2025-07-24 11:14:22

神戸親和大学の伝統授業「遠泳実習」が感動を呼ぶ

神戸親和大学の伝統授業「遠泳実習」の魅力



神戸親和大学では、50年以上の歴史を有する「遠泳実習」が今年も実施されました。この授業は、学生たちが将来の教育現場で子どもたちに適切な水泳指導を行うための大切なプログラムです。近年、水泳授業の機会が減少している中、少人数の間で行われるこの実習は、学生たちにとって貴重な体験となっています。

今年の実習は、7月18日から21日まで、鳥取県の岩美町にある東浜海水浴場で行われました。天候にも恵まれ、27名の参加者が約15週間の水泳授業を通じて培った技術を生かし、海での泳ぎに挑戦しました。参加者は、スポーツ教育学科の1回生で、男性22名、女性5名という構成でした。

この実習は、海で泳ぐことが初体験という学生も多く、最初は不安そうな表情だった彼ら。しかし、班にわかれて教員の指導を受けながら、徐々に不安を克服していく様子が見受けられました。より海の深い理解を得るために、学生たちは必要なスキルを習得していきました。

最終日には「大遠泳」が行われ、全員が協力して海に挑みました。教員や学生リーダーのサポートのもと、全員が完泳を達成。参加者同士でお互いを励まし合い、約100分の挑戦を見事に乗り越えました。この経験が彼らの中に深い絆を生む一助となり、今後の人生における価値ある財産となるでしょう。

実習中、学生たちが見せた「自然の力」に対する驚きや、成長の過程は、どのような授業でも得難い素晴らしいものでした。それまではプールの中でしか泳いだことのなかった学生たちが、開放的な海で自らの限界に挑戦する姿は感動的でした。このような体験を通じて、彼らはスポーツの重要性、そして仲間との協力がどれほど大切かを再認識したと言えるでしょう。

さらには、この実習を通じて生まれた絆は、今後の4年間の学生生活においても強い影響を与えるでしょう。離れた仲間たちとも、共通の経験から得た思い出を通じて、互いの成長を支え合う関係を築いていくことが期待されます。

神戸親和大学の「スポーツ教育学科」では、今後も多様な視野を持って、学生たちが成長するための教育を提供していく方針です。このような伝統ある授業を通じて、学生たちがさらに水泳教育に対する理解を深め、未来の教育者としての力を養っていくことを願っています。


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