NPO法人モンキーマジック、設立19周年を迎える
NPO法人モンキーマジックは、設立19周年を迎え、障害者クライミングの普及活動を本格化させています。「見えない壁だって、越えられる。」というメッセージのもと、多様性を認め合う社会の実現を目指しています。これは、参加者が障害の有無に関わらずクライミングを通じて交流し、理解を深める場を提供することを目指した活動です。
プロモーションビデオの公開
8月25日に公開されたプロモーションビデオでは、同法人が主催するさまざまなクライミングイベントや自然の岩場でのスクールが紹介されています。スタッフと代表理事の小林幸一郎氏の想いが詰まった内容で、特に障害者がクライミングを通じてどのように成長し、交流するかが強調されています。ビデオは英語字幕付きでも公開されており、この普及活動が国際的な価値を持つことも示唆しています。
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これまでの道のり
設立当初、小林さんは37歳でした。当初は東京での開催が主でしたが、参加者との交流を通じて、より多くの地域での活動を展開する必要性を感じていました。2005年に視覚障害者向けのクライミングスクールをスタートし、2012年には障害者と健常者が共に楽しむ交流イベントを開始、およそ20か所での拠点展開に成功しました。今年からは「モンキッズ」と称する子ども向けイベントも立ち上げ、さらなる世代間交流を目指しています。
多様性と共生の社会の実現
障害者クライミングがもたらす価値は、国内外での交流にも広がっています。海外の体験会では、言語や文化の壁を越えた笑顔と交流が生まれ、これが障害者クライミングの重要性を再認識させてくれました。日本国内においても、特に地方における活動の強化が求められており、参加者を増やすことでより身近に感じてもらいたいと考えています。
最近の展開と今後の目標
来年2025年には設立20周年を迎えるにあたり、NPO法人モンキーマジックの活動は新たなステップを踏み出します。これまでの影響力を拡大し、障害者クライミングの価値をさらに広めていくつもりです。また、企業との連携を進め、相互に支援し合いながら、持続可能な社会作りを目指します。
どなたでも参加・協力可能
この活動は、個人の寄付や企業の支援によって成り立っています。障害の有無にかかわらず、クライミングを通じて新たな可能性を見つける手助けをするため、多くの方々からの協力を期待しています。寄付だけでなく、共に活動に参加したい方も大歓迎です。
具体的な支援方法
企業の皆様へ
個人の皆様へ
月額寄付のご案内
障害者クライミングの普及活動を通じて、多様性を尊重するユニバーサルな社会の実現に向けて、引き続き活動を展開していきます。皆様のご支持と協力をお待ちしています。